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微妙なすれ違い (2007-10-12) BSフジ・ANIMAX放送のTVアニメーション 『レ・ミゼラブル 少女コゼット』第25〜28話を収録したDVD7巻です。 復活した「世界名作劇場」第24作にあたるのが本作。 人間の心の闇と信念の姿を強烈に描き、その本質を問う人間ドラマです。 第25話「届かぬ思い」★★★☆☆ 互いに声を掛けられず想いを募らせる3人を描いています。妄想癖に取り付かれ、 擬似ストーカーとなったマリウスがかなり滑稽です。というかあんた何やってんの? また、出口の無い迷路のような荒んだ生活環境に嘆くエポニーヌが哀れでなりません。 第26話「パリのすれ違い」★★★☆☆ 壁一枚、ほんの数mの距離ですれ違うコゼットとマリウス。ガブローシュも 非常に惜しい所で接触できず、プーサンのアシストも功を労さず、なんとも歯痒いです。 前回のエポニーヌに対し、ガブローシュの逞しさに要注目。 立場は同じでも考え方や行動力でこれほど異なるものかと感心しました。 第27話「飛び出した女の子」★★★★☆ かつてのファンティーヌとコゼットと同じ境遇の彼女の願いに応えた二人の芯の強さと、 荒んだ世の中でも確かに残る人情の温かさが伝わってきます。作画が乱れているのが残念ですが、 一人の少女を中心に見知らぬ皆が見えない部分で助け合う様がとても感動的です。 第28話「拾われた手紙」★★★★☆ テナルディエのあまりの非道ぶりに息を呑みます。家族をも罵倒し、他人を 食いものにするしかない残忍さと、それを助けようと手を差し伸べるコゼット達 との対比の中、役者がついにゴルボー屋敷で再会する展開に緊張しっぱなしでした。