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2008/07/07 08:05:52 現在
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ラストキング・オブ・スコットランド お気に入りに追加

出版社・発売元:

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

媒体: DVD
ランキング: 11467
発売日: 2007-10-05
レビュー (Amazon.co.jp)
悪名高いウガンダの独裁者イディ・アミン役で、フォレスト・ウィテカーは『ラストキング・オブ・スコットランド』で忘れがたい演技を見せている。絶対的な権力が完全に腐敗したひどい事実を力強く描写、アミンの台頭と衰退の脚色を交えた年代記は、絶賛されたジャイルズ・フォーデンの小説(『スコットランドの黒い王様』)を原作にしている。この作品ではアミンの恐怖の独裁政治は、ニコラス・ギャリガン(ジェームズ・マカヴォイ)の視線を通じて描かれる。1970年代初頭にウガンダへやってきたスコットランドの医師で、アミンの主治医として仕えた人物だ。アウトサイダーとしての視線は、最初はアミンが用意周到に権力の座へと台頭したことに印象づけられるが、物語が進むにつれて、そして、ウィティカーのアカデミー賞受賞となった演技が真に迫るにつれて、『ラストキング・オブ・スコットランド』は独立国家ウガンダ(1962年までイギリスの植民地)が、いかにして大虐殺まで行うアミンの専制国家の温床となったかを、的確に検証するものに変わっていく。ウィテカー演じるアミンは、カリスマ性と恐ろしいほど破壊的な部分を兼ね備えており、ときには同時にその二面性が発揮されるほどだ。そしてマカヴォイはキャラクターの無邪気さという次第に光ってくる資質の悲劇的な代価を、効果的に伝えている。ケヴィン・マクドナルド監督(心に残るセミ・ドキュメンタリー『Into the Void』を作った)によるこの強烈に警鐘を鳴らす物語に、情報の早い視聴者たちは同じように実在の人物の真実を暴くドキュメンタリーでバーベット・シュローダーの『General Idi Amin Dada』も要チェックだと勧めている。本作品の裏づけのとれた詳細の大半の極めて重要なソースだ。(Jeff Shannon, Amazon.com)

カスタマーレビュー

ホラーより恐ろしい人の思惑  (2008-03-15)
実在の人物に焦点をあてたこの作品の主演にはフォレスト・ウィテカー。パニックルームでみたときはあまり印象に残らなかったけどラストキング・オブ・スコットランドでの彼は違う。すごい演技で見事アカデミー賞を獲得した。
ホラーではありえないことがバン!とおきて、その驚きとかでてきたものの恐ろしさで恐怖を表現するが、この映画は権力に取り付かれた男の振る舞い、思惑で恐怖を表現している。ついさっきまでにこやかに話しているかと思えば、ふとしたはずみで豹変する大統領。そんな難しい役柄を演じきったフォレスト・ウィテカーを見て欲しいです。

好奇心が招いた悪夢・・  (2008-01-25)
とでも言いましょうか。

実際にあった話を元にしている訳ですが

当時の忌々しいウガンダの実態より
主人公のスコットランド人の医者の恐れを知らない若さや正義が
徐々に衰退していき地獄のような現実を見ながら大人になっていく過程の方が
この映画のウェイトを締めていると思います。

派手な銃撃戦などが無い分些細な会話や仕草から徐々に滲み出る「恐怖」が逆にスリリングで引き込まれます。

ジェームズマカボイ注目。  (2008-01-09)
やはり実質上の主役であるジェームズマカボィが素晴らしいです。今年公開のアンジェリーナジョリー、モーガンフリーマン共演のコミックの映画化ウオンテッドでも主役の殺し屋役ですごい演技を披露しているとのことです。

人のこころは、かくの如し  (2008-01-02)
最近ルワンダの大虐殺の映画がたくさん出ている。
ツチ族を虐殺するフツ族。民族間の争い。
妬みや嫉み。
人間の罪が民族全体に広がり、
大変なことになってしまった実例。
そしてこの映画は、個人に権力が集まり
その巨大な力に、個人の良心が微塵も無くなって
しまった映画だ。
アミン大統領のあの目。
権力を握ったがために、
誰も信じられなくなり、
ひと時もこころを休ませることのできなくなった目。

私たちも、ことの大小はあれ
同じことはあるのではないだろうか。

仲間を信じ、家族を信じて
こころ安らかに生きて行きたい私でした。
おそまつ・・  m(__)m

使い方の分からない大きな力を得てしまった、弱く幼い人間ほど怖いものはない  (2007-12-08)
怖すぎる。

「ホテル・ルワンダ」や「ルワンダの涙」でもジェノサイドの恐怖を訴えていたし、身の毛がよだつ思いをしたけれど、犠牲となった人々の悲嘆を映すことの比重も大きかった。
しかしこの映画は、アミンのパーソナリティーと生活を中心に据えているため、現実の惨劇は、饒舌の化けの皮が剥がされる迄ひた隠しにされている。完全な実話ではないので、必ずしも史実がこの映画と同じとは限らないが、実際も同様な経緯を辿ったのだろう。
こうした作品の特性が、偽善よりも恐怖を喚起するのだ。

そして無知と偽善は時として最大の災厄を招くということを、警告している。
イメージと現実の隔たりは、想像している以上に大きい。私の大学の知り合いである、ウガンダ人の奨学生。彼女はアミン政権は経験していない。だが本当に遠い所からやって来たんだということを改めて実感せざるを得なかった。
彼女に「アフリカにとても興味があるんだ!スワヒリ語も少し出来るよ!」
なんて軽々しく口にしていたことを、恥ずかしくすら思う。




驚いたのは、この映画でアカデミー賞を受賞した主演のフォレスト・ウィテカーが、生粋のアメリカ人だったこと。
スワヒリ語、ウガンダ訛りの英語が滅茶苦茶自然に聞こえて(正確には友達や知り合いのウガンダ人やタンザニア人みたい、ってことだけど)、同じ東アフリカの人なんだろうと思っていた。



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