ムーア・ボンドの全盛期だからこそ出来た作品。
(2008-04-24)
R・ムーアになってからの007はややコメディタッチと言うかユーモアも忘れないボンドに仕上がっているが今回は当時は珍しかったスペースシャトルで遂に宇宙まで飛び出す。悪役のヒューゴ・ドラックスは人類を滅亡させて世界の美女達を乗せて宇宙を旅するという壮大なスケールのものだった。この頃は007の新作が出来る度にテレ朝でゴールデンタイムに特番が組まれて(「オクトパシー」まで続いた)、映画も必ず大ヒットが保証されていたという背景がありました。
しかしこの作品が公開されてみると秘密兵器に頼りすぎ、コメディー色が強すぎる(棺桶からドラキュラの格好をした殺し屋が出てきて殺されると再び棺桶が閉じる)、ジョーズ(R・キール)の存在感が強すぎてR・ムーアを食いかねない。ストーリーが現実離れしすぎている、等と不評が相次ぎました。今になってこうして文章にすると正に荒唐無稽。
この作品の反省から次回作「For Your Eyes Only」以降からはストーリーも現実的に、秘密兵器に頼らないボンドに軌道修正されます。
ついにボンドが宇宙へ
(2007-10-24)
ムーンレイカーを開発した謎の科学者ドラックスに接近。彼は人類抹殺の科学兵器を開発、新帝国を作り上げようとする宇宙を舞台にしたシリーズでも一級のスケールです。