スケールアップはしたもののスパイ映画とは徐々にかけ離れていく感が否めない
(2007-12-29)
監督はテレンス・ヤングに戻ったし、「ゴールドフィンガー」よりもさらに進化した秘密兵器、スケールアップする適役の基地、海洋アクション、すこぶる美人のクローディヌ・オージュと面白くなる要素は十分だったはずだが、いまひとつ評価が低く、間延びしてしまった感じは難なのだろう。
海中シーンのゆったりした動きがアクションを感じさせなかったこともあるが、一番大きな要因は適役がいまひとつだったことであろう。ジョセフ・ワイズマン、ロバート・ショー、ゲルト・フレーベという超個性派俳優の面々に較べるとアドルフォ・チェリは魅力が薄い。
そしてこの作品からはスパイ映画というよりは娯楽アクション映画に路線が切り替わってしまい、続く「007は二度死ぬ」では火山の秘密基地や忍者の登場でほとんど漫画になってしまう。
それでも後期の緩んだ作品群に較べれば、十分に鑑賞に耐えられるし、ショーン・コネリーのボンドが魅力的だった最後の作品だと思う。
もっともスケールの大きい作品です。
(2007-11-10)
多数の秘密兵器でラルゴに挑むボンドの活躍を描いたスケール大きい海洋スペクタクル作品です。特に主題歌トム・ジョーンズの「サンダーボール」作戦は最高です!