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サンキュー・スモーキング (特別編) [DVD] お気に入りに追加

出版社・発売元:

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

媒体: DVD
ランキング: 32248
発売日: 2007-09-07
レビュー (Amazon.co.jp)
   タバコのPRマンのニックは、禁煙の嵐に立ち向かいながらタバコをPRする日々。アルコール業界のポリー、銃製造業界のボビーと「死の商人」と呼びあい、グチを言うのが楽しみだった。そんな彼に上司から「タバコ業界を訴えようとしている初代マルボロマン”を買収せよとの命令が下る…。
   数々のアイデアでタバコ業界をアピールする主人公がユニーク。話術とアイデアでステップアップしていく姿はできるビジネスマンだが、担当がタバコのため、スマートな仕事っぷりがブラックユーモア満載の展開になっていく。またアルコール、銃製造という、肩身の狭い業界のPRマンとの飲み会のグチも絶妙の笑いを誘う。ニック演じるアーロン・エッカートがユーモアたっぷりの熱演を見せ、飲み会メンバーのマリア・ベロ、デビッド・コークナーなども主役を支えた好サポートぶり! 監督は『ゴーストバスターズ』などのアイバン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマン。長編映画デビューとは思えぬイキな演出で、モダンな社会派コメディを作り上げた。(斎藤 香)

Amazon.co.jp
   禁煙が当然となったアメリカで、タバコ産業のために持ち前の弁術を駆使するロビイストの苦闘を追ったシニカルなドラマ。ハリウッドの大物エージェントに「映画のなかにもっとタバコを出そう」と持ちかけるなど、その機転と行動力は痛快である。
   主人公のニックを演じるアーロン・エッカートがすばらしい。どんな逆境に立たされても、口のうまさで逃げ切ろうとするのだが、その説得力は、タバコ産業に関係なく、日常のあらゆる場面で応用できそう。やたらと日本的な物が好きなエージェント役のロブ・ロウ、ニックに接近して特ダネを狙う記者役のケイティ・ホームズら、共演陣も他の映画では見られない演技を披露。ドラマはニックの仕事だけでなく、彼と息子の複雑な関係にも踏み込み、映画全体に厚みを持たせている。
   興味深いのは、主要人物の喫煙シーンがほとんどないという点。タバコ産業側の物語ながら、作り手の視点は、あくまでも「禁煙」だという証拠だ。この点も含め、全編に皮肉が満ち満ちており、知性を刺激されまくる快作なのである。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

2006年の映画の中でピカ1でした!  (2008-09-23)
主人公のニックはタバコ研究所の宣伝部長。
当然、世論と戦いながらの毎日です。
しかし、TV討論など論点をすりかえる、観客の心をつかむことで問題をずらす、など巧みな話術で日々奮闘中です。
この冒頭のTV討論会のシーンから笑わせてくれます。
ゲストの方々が「いかにも」な方で「いかにも」なイデタチ。
いやー、皮肉たっぷりな笑いがそこかしこに潜んでいます。
終始にやにやしっぱなしですし、こらえきれずにふき出したシーンも何箇所もありました。

社会派コメディというだけあって、楽しい中にもやはりメッセージがこめられていて、最後の議員との答弁のシーンが顕著です。
「あなたの子供が18歳になったらタバコを吸わせますか?」という議員の質問に、
かなり悩んだ後に息子の前でニックは答えます。
「彼が吸いたければ勝ってやります」

他人からの価値を無批判で受け入れることよりも、自己で判断し、選択することの重要性を訴えるシーンは、あらゆる人への痛烈なメッセージがこめられていると思います。

90分程度の映画ですが、「もっと続いて欲しいなぁ」と上映中に思わせられるくらいの内容!
すんばらしい作品でした!

喫煙推奨映画と思いきや・・・  (2008-01-23)
敏腕広報社員が離婚の後、住宅ローンを抱えながらも一人息子に対する愛を発揮する映画。
一応主人公は喫煙者だが、喫煙シーンはない。

生活における選択の自由と、それに伴う責任、ローン、人間関係の駆引き(金とセックス)
などが、切迫した感じではないが、問題として提示されているのかな。
色々ややこしい問題を題材にはしているが、深刻ではなく、むしろ明るい。

タバコは大嫌いですが、この映画のテーマは共感できます  (2007-12-15)
僕はタバコが大嫌いです。受動喫煙の影響については”100%ある派”。
本作、面白いとは聞いていたけれど、そのせいでずーと観ませんでした。

結局、テーマは「自分の行動は自分の責任において行うべきだ」というころだったんですね。
世の中には情報があふれています。正しいものも、誤ったものも。
それらを勘案して、自分の意見を持つ、やることを決める、それは自分の責任。
いかにもアメリカ人らしいといえばらしい。
息子がこんなに早く、父親の仕事や世の中を理解することは、現実にはそうはないでしょう。
まあ、そのあたりはハリウッド映画の常套手段と許すということで・・・。

かなり笑わせてもらったし、最後はタバコとは無縁のオチで良いですが、
「チーズのコレステロールが体に悪い」とか言う程度のかましで”言い負かしたモン勝ち”にしてしまう、
そういう安易さが目に付く脚本がイマイチ気に入らないので、★1個マイナスします。

PRマンのディベートは見もの!  (2007-12-14)
『喫煙は重罪』とばかりに喫煙者は逆風に立たされる今日この頃。機転と、ディベートのテクニックでその逆風に立ち向かう、タバコ会社のPRマン、ニックのお話。

初代マルボロマンが、タバコ会社を訴えた。そこで会社は『やつを丸め込め』とニックに支持をだすが。。。喫煙は悪だ、といきまく上院議員、タバコ反対集団の攻撃、特ダネを狙い色仕掛けで迫る女性記者。逆境をもろともせず、巧みな話術と機転を武器に強敵を倒していくニックは潔く、頼もしいのだが、それ以上に
『全ては家のローンのため』
と言い切る彼が魅力的だった。
自分は賃貸で、別れた妻と子供のためにローンを払う父親の姿勢は、私であり、みんなと同じ。
そして彼の姿勢に共通する、選択する自由を認識した上での彼のディベートは、ただ巧みなだけでない説得力がある。

「あなたは自分の子供にタバコをすすめますか?」
『18歳になった彼がそう望むのなら、私は彼にタバコを買ってくるでしょう』

これは最終場面での彼の決め台詞だが、そこに行き着くまで、彼は子供にとって常に「常識的な父親」であり続ける。子供の話を聞き、質問には紳士に答える。

子供「アメリカの法制度はなぜすばらしいの?っていう論文書かなきゃいけないんだけど。」
ニック「まず疑問だけど、本当にアメリカの法制度は素晴らしいの?」

こう答え、導いていく父親のタバコ擁護には、おおげさでなく民主主義を感じたし、非常に常識的な人間にも映る。非常識に映る人間の常識的な信念。そんな逆説が気持ちのよい映画だった。
最後に加えるなら、この映画に喫煙シーンは一切ない。たばこという極端な例をとりながらも、これは喫煙を進める映画ではないので、禁煙派の人にもぜひ見てほしい。

タバコは害なのか・・なっ もしかしたらそうでないかもっ (笑)  (2007-12-09)
そんな想いにもさせてしまうような
なんともおかしい映画です。
ついこの間まで、市民権が合ったタバコは
現在、最悪の習慣性麻薬扱い。 (笑)
こんな誰が考えても”四面楚歌”・”前門の虎、後門の狼”の状態の中で、
タバコをアピールするのが彼の役目。
そして、そんな彼を尊敬している子どもの目。
どうどうと、そしてしっかりとディベート術を
駆使して彼は戦う。

そんなやりとりが 今を風刺しているから面白い。

ディベートの極意は、100%正しいといわず、
相手の正論も取り入れて 巧みにこちらの論点に持ち込むこと (笑)

ある意味、正しいことも間違っていることも
どうどうとディベートで勝つ。 
アメリカらしい映画でした。

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