角川エンタテインメント
地面に突き飛ばされるヒロイン (2008-03-30) シシーは若く内気な精神病院の看護婦。男性患者に人気があるけれど、 その扱いは擬似的な恋人。患者である彼らの一方的な思いを拒否できず、 優しく受け止めてはいるがそんな生活に疑問を感じている。 そんな時事故にあいボドに助けられる。 応急処置を手際よくこなしつつ、その目から涙がこぼれている様子を見て、 シシーは彼が自分を助け、自分が助けられる運命の相手であることを直感する。 そこからのシシーは頑固一徹。女性らしく笑顔で接するということもなく、 まったくその気のないボドに諦めずに近づいていく。 一方のボドはトラウマを抱えていて、他人との接し方などまったく持っていない。 邪険そのもので、兄にしか心を許していない。 ヒロインは何度となく突き飛ばされ、跳ね返される。 恋愛の楽しさなどほとんど見られず、キスシーン一つない。 しかし後半、この二人に確固とした絆が出来ていることがはっきり感じられる。 事件が解決したことになるのかという疑問が残りますが、 満足度の高い脚本です。 こんな頑張り方をするヒロインは不幸になって欲しくないです。