切ない恋心と、現実と
(2008-06-29)
3話とも素晴らしかったのですが、特に2話目が秀逸でした。
ここでは、澄田花苗の恋心を中心としたお話ですが、
実は貴樹の複雑な心情が表現されています。
貴樹自身がはっきりと言っているわけではないけど、
落ち着いた話し方、何かを内に秘めたような雰囲気、花苗が貴樹に対して感じたこと。
そんな見えるようで見えない貴樹の心情がだんだん伝わってきました。
この貴樹の心情は、1話と3話を繋ぐ鍵だと思います。
高校3年〜会社を辞めるまでの話が抜けていますが、
貴樹は色々と心の葛藤があったんだろうと思いました。
そして最後、個人的には残念な展開で胸が締め付けられたけれど、
貴樹の雰囲気がとても良くなっていたことにほっとしました。
景色、音楽、話、声、全てが素晴らしい、新海誠監督の最高の作品だと思います。
リアルで時に幻想的な背景はすばらしいが
(2008-06-29)
書店で、小説の販促用で流れていた映像と山崎まさよしの歌声がフィットしていたのが印象的で
何の予備知識もなく手に取った。
実は私の実家は両毛線沿いにあり、彼女の生活している風景の中で幼少の頃から生きてきたので
親近感を持って拝見しました。
高校生の頃、文通していた彼女のことを思い出しました。
主人公みたいにませてはいないけどね。
残念なのは、リアルなディテールにこだわった背景と、
主人公たちのアニメ絵にかなりの違和感を感じなかなか物語に入り込めなかった。
大人になってやっと見れるようになりましたが。
また、どこまでもクールで気障で自分に浸ってる主人公に嫌悪感を感じてしまいました。
てゆうか、最後は追いかけるでしょ!男なら!
しかしこれを打ちながら思う、もしかしたら自分もそうではないか・・・
未だに、大学生の頃に心から好きだった人を忘れられない自分がいる。
仕事を変えて、上着を変えて、住む場所も変えても忘れられない人がいる。
となりに幸せそうに寝ている女性がいても、
そう、私自身、送る宛てのないメールも時々打っている・・・
主人公に罵りたくなるほどの嫌悪感を感じるのはひたすらに自分の隠し続けた暗部を
さらけ出されたからではないかと。
「お前が生きてたことの意味なんて、この程度なんだよ」って。
自分に限らず、男は心から愛した人を刷り込みのヒナのように忘れられないのかもしれない。
しかし女性はラストのように振り返りはしない。
もう、つきあっている彼女に昔の好きだった人を重ねることはやめようと思った。
いままで好きになってくれた人に申し訳ない気持ちになった。
次に出会う彼女とは、その人本人を見つめていきたい。
そうすれば、別れの連鎖は断ち切れる。
内容の評価は、再会を見せられるまでだらだら話が続く展開に疲れました。
それに正直、これって山崎まさよしのPVですので、★1つでしょう。
個人的には自分が避け続けた暗部に気づかせてくれたので★5です。
しかし、この作品は個人的には二度と見ないと思う。
一度、自分の暗部をみれば十分だ。あとは今を変えてゆくだけ。
今回のレビューは参考になりませんね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
作品はとても好きなのだが…
(2008-06-26)
特典映像の監督インタビューがいらないと思う。
特にこういうお話の場合、
監督のビジュアルが分かってしまうとそれが劇中の主人公と重なってしまい、大変良くない。
監督がいわゆるオタク、生理的にダメな感じの人だったので、感動が少し冷めてしまった。
これは無駄に悲しいことだ。
裏方の人は映像で出てくるな、と言いたい。
消化不良
(2008-06-21)
1話から2話にかけての部分で何故こうなってしまったのかが分からず
モヤモヤした気持ちが残ってしまい。
3話を見終わったときも、すっきりしない後味の悪さだけが残ってしまった。
このなんとも言えない消化不良のようなモヤモヤが
主人公の彼の彼女に対しての想いに近く
あえてそうしているとしても、どうしても納得ができない。
この消化不良になってしまった気持ちはどこへやればいいのか・・・・
特別出演
(2008-06-17)
ご存知の方も多いかもしれませんが、この作品には、新海監督の自主制作アニメ「彼女と彼女の猫」に登場する猫の「チョビ」が特別出演しています。
よおく探してみて下さい。(ヒント:アカリとタカキの帰り道)