明らかに自業自得で死んだ方たちを観て「感動」は無理です。反面教師としては有効。
(2008-10-25)
制作の意図が不明な映画。登場人物たちも大半が最後に遭難死するのだが・・・「そうなること」は小学生でも想定出来たはず。それを考えれば彼らに同情の気持ちは浮かんではこない。
しかも「生活に切羽詰ったおっさんたちの集団」なら尚更で、感情的な盛り上がりもなし。
たとえ、嵐を乗り切って無事に帰港して首尾よく「大金」を手に出来たとしてもそんな金は所詮「あぶく銭」にすぎない訳で、その金を元手に、おっさんたちが堅実な余生を送るとはとても思えない。いずれは散財されたことでしょう。
正に「勇気」と「欲に目が眩んでの無謀」は全くの別物だということを教えてくれる教訓映画。
存在の価値があるのだとしたら、「そこ」のみ。
このダイナミズムは一見の価値あり!!
(2008-06-18)
船ごと沈んでゆくジョージ・クルーニー…
この作品は何度観ても泣けちゃいます(;O;),
こんな名作が、たったの1500円で買えるなんて!!
チロル15個買う前に、パーフェクトストームを買うべし!!
ア…チロルコウニュウズミデシタカ…ジャアシカタナイネ(・_・;)
海を描くならこの監督!
(2007-11-27)
「Uボート」のウォルフガング・ペーターゼン。最初は何の気もなしに見ていたがラストでビックリ。この船員全員が行方不明である事実。じゃあ出航からの話は全てフィクションだったんだ!と、驚きました。あまりに話が硬質でしっかりしていていたので全員無事に救出されたのかと思ったが違っていた。特撮もしっかりしていて十分に鑑賞に値する作品です。
船の中で「ビデオでも観てろ」というセリフの中で、そのビデオがC・イーストウッドの「ペイルライダー」というのはこの監督、イーストウッドのファン!?
自己責任
(2007-08-04)
この作品ほど、最近流行の「自己責任」という言葉が似合う映画はない。漁師の行動は誰が考えても無謀だし、背景の船主との確執を描こうが、家族や恋人との関係を描こうが同情の余地はない。自ら危険な所に行って死ぬのは、誰のせいでもない。もし無事に切り抜ければ、金が入り、彼らは幸福になる。そうでなければ、彼らの救出に費やされる人員や経費、さらには二次災害が他人を不幸にする。この映画を観て主人公の漁師たちには何の感情も湧かないが、救助隊の活躍には感動する。救助隊は救助が仕事で金をもらっているのだから、助けて当たり前という意見もあるが、レスキューや消防など人命救助を仕事にしている人々は、事故や災害の張本人や加害者であっても助けなければならないし、感情的には許せないような無謀な行動のために自分の命を落とすこともありうるのだから。あのヘリの救助隊が主役の方がよかった。内容とは関係なくCGは素晴らしい。
日本人に関係が深い作品です
(2007-07-10)
大漁であれば収入も多いが、不漁であれば食ってはいけない。そんな漁師たちの命がけの仕事をこの様な形で映画化したことはとても有意義である。北大西洋沖という日本からみれば地球の反対側で起こった実話を題材にしているが、アメリカ人はマグロを多くは食べませんので、日本人の胃袋に収まる為のマグロ漁の可能性が高い。今こうしているうちにも、世界中で映画のようなリスクの高いマグロ漁をしている漁師の方々に敬意を表したくなるとてもすばらしい作品でした。
最後、船長(ジョージ・クルーニ)が船ごと海中に沈んでいくシーンは、もう駄目かあ!と叫びたくなりました。あの『タイタニック』のディカプリオの最後を彷彿させるラストでした。
人間味豊かな港町とストームで荒れ狂う海の対比が何ともいえない気持ちにさせてくれました。
マグロ漁に携わる漁師の方々の大漁と無事を祈願しないわけにはいられない。