かくあらまほしき人生
(2008-05-05)
好きなものに囲まれて在る至福。その上に、共感してくれる人々に恵まれれば、この上に何をか望まん、てな人生は、我々の理想である。大切に磨かれた古きものを愛する私にとっては、映像も楽しめ、二重の意味でいい映画だった。シックスティーズの風景は、戦後のもっともいい時代の匂いを感じさせる。
かっこいい男
(2008-03-30)
この映画は夢を追う物語です。
主人公はバート・マンロー、63歳。
自身の手で改造したバイクに跨り、誰よりも速く走る。
それが彼の夢です。
人が夢を追うのには理由があり、こういう物語では大抵それも描かれます。
家族や恋人、親友の為。金、地位、名誉の為、など。
でも、このバートにはそれらの存在があまり感じられません。
ただ速く。それが夢だから夢を追っている。純粋に自分の為だけに。
少なくとも僕はそう感じました。
純粋に、わがままに、自分に正直に生きていくというのは簡単には真似できません。
そんな生き方をバートは63歳になるまで、実際は亡くなるまで続けたのでしょう。
憧れます。本当にかっこいいと思います。
本作は実話を描いた作品で、映画の最後にバートのその後が少し語られます。
僕はそこがとても好きです。
聞いて思わず笑っちゃいました。バートは凄いです。
そのバートを好演したアンソニー・ホプキンスも素晴らしい。
バイク好きとか関係なくお薦めしたい作品ですね。
タイトルは最悪
(2008-01-26)
老人が夢を叶えるまでのロードムービー。
訪れる町々で出会う人との交流が暖かく描かれて、とても良い作品となっています。
印象的だったのは、オカマちゃんとのエピソード。これは老人の人柄が出ていて秀逸でした。
悔やまれるのは『世界最速のインディアン』というタイトル。
私自身、このタイトルによる想像から見ることを敬遠していましたので。
本当に良い映画となっています。観て後悔はしませんので是非ご覧下さい。
心温まる人間讃歌
(2007-11-07)
アンソニー・ホプキンス・・・
しばらく見ないうちにいい感じのおじいちゃんになってた。
それだけに味がグッと増してる。夢を追う初老の男の純粋、無垢
な姿を一級品の演技で魅せてくれた。
そして、なんて心温まる映画なんだ。
目的地に辿り着くまでに出会う人々との人間ドラマあり
限界に挑む為に協力してくれる仲間。心の底から温まる人間讃歌だ。
やっぱり純粋に夢に挑む人間の周りにはいい人が集まる。
そんな当たり前のことを強く強く実感させられた。
面白い!
(2007-09-25)
バイクに興味ない方でも気に入る作品だと思います。長旅のなかでの出会いのドラマが引き込まれます。いい意味で何度も鳥肌がたちました。