カジノとロワイヤル
(2008-09-20)
比較的、ピアーズ・ブロスナンの007シリーズは質が高かったが、本人が飽きたか、観客が飽きたか、あき竹城か、とにかく新しいジェームズ・ボンド ダニエル・クレイグに交替。このダニエル・クレイグという俳優、ボンド史上最強の運動神経のよさ。とにかくアクションにキレがある。いや切り歯ある。
アクションにセクシー女優、ポーカーにまさかり弁当、007シリーズのすべてをぶち込んだ、なかなかの見ごたえのある新作。点で言うと60点かな。でも、新鮮さでアメリカではけっこうヒットした。そう、あの頃のように・・・
6代目のボンド登場!
(2008-09-16)
シリーズも本作で21作目。今回から6代目のボンド、ダニエル・クレイグが登場した。ストーリーはイアン・フレミングの<ボンド>シリーズ第1作をベースに、ボンドの00(ダブルオー)ナンバーを与えられた諜報部員としての初ミッションが描かれている。
ダニエル・クレイグのボンドは、諜報部員というより、マッチョなGIといった感じがした。次回作以降、ボンド役が板につくのを期待しよう。
メインの、カジノでのカードゲームの場面は、私はルールがよく分からないので十分スリルを味わえなかった。
しかし、さすがは007映画、スケールの大きなアクションシーンの連続に“ハラハラ、ドキドキ”させられた。
James Bond reloaded ! ( ジェームス・ボンド振り出しに戻る!)
(2008-07-30)
今回のボンドはちょっと違います。イアン・フレミングの第一作の原作に基づいて、映画も第一作目に戻って再出発を図ったようです。
新ボンドのダニエル・クレイグは、公開前はイギリス本国でファンの反対署名運動が起こったぐらい疑問視されていましたが、好演しています。公開後のファンの反応も良いようです。
お決まりの、タイトル・バックやスタントマンによるライブアクションも健在です。
原作は基本的にカジノが舞台の密室劇ですが、映画は原作のエピソードを可能な限り盛り込みながら派手なアクション映画に仕上げられています。後半の拷問シーンは原作にもあります。まさか映像化されるとは思いませんでした。
ボンド誕生物語としてまとめて、次につなげるために、いつもならオープニングに出てくる有名なボンドが名乗る台詞”Bond,James Bond."を最後に持ってきているところなんかは脚本家の苦心が感じられます。でも、狙撃した相手の近くに行ってわざわざ名乗るスナイパーはいないでしょう。ここまでならいいのですが、主題歌の"You know my name"(俺の名前を知ってるか)まで行くと、ちょっと悪乗りしすぎですね。
とはいうものの結構楽しめます。次作も期待できるかもしれません。
P.S.このジャケットのダニエル・クレイグって、目を細めてみると、往年のショーン・コネリーにどことなく似てません?
リメイク大正解 次回作期待大です
(2007-08-25)
最初からアクションでブッ飛ばします。
007というと、子供じみた発明品とちゃちなハイテクスパイグッズ・ボンドガールで毎回差をつけただけで全米大ヒットが売りの映画でしたが、今作みるとイメージ変わります。
すごく良かったです。
今回はアクション・ロマンス・サスペンス全部で最後まで楽しめました。
ロケ地もベニスとか出てきて、超豪華。ヨーロッパに行ってみたくなりました。
ズボンド役はしばらくダニエル・クレイグでいって欲しいです。
絶対観た方がいいです。
“ジェームズ・ボンド”の原点回帰に期待する
(2007-08-19)
ダニエル・クレイグ主演のこの映画は、“Q”の開発した科学兵器を駆使するよりはおのれの知力や肉体を武器とする、ほぼ初期の原作に近いジェームズ・ボンド像を描き出しており好感が持てる。イアン・フレミングの原作は、創元推理文庫・007号シリーズの第1弾(井上一夫訳)として1963年刊行され、私も背伸びしながら(?)読み耽ったものだった。
映画の舞台や状況設定等は、現代風にアレンジされているけれども、ル・シッフル、ヴェスパー・リンド、マチス、フェリックス・レイターなどの役名はオリジナルのままで嬉しく感じる(ボンドへの拷問も同様!)。ちなみに、美貌の財務省係官ヴェスパーは、原作ではボンドをサポートする秘密情報部員であり、映画と同じくボンドと結ばれたものの、最後は…。
映画における「ジェームズ・ボンド」シリーズでは、私はイタリアの美人女優ダニエラ・ビアンキが出演したショーン・コネリーの「ロシアより愛をこめて」をベストワンとしている。この度の「カジノ・ロワイヤル」では上述のような原点回帰が目立ち、ボンドの内面的葛藤や組織的桎梏からの逃避などもそれなりに描出されており、今後のシリーズに期待が持てよう。