まとめきれなかった感
(2008-08-06)
個々の要素はいいんだけどそれらをまとめ切れてない感じのする惜しい作品。
冒頭の音楽とクライブ・オーウェンのひとり語りが素敵。
どれを見せたいのか、わからなかった。
(2008-04-05)
デンゼル・ワシントンたちの掛け合いとか、それなりにおもしろかったのだが、結局何をしたかったのか。判然としない映画。
「緊迫した銀行強盗犯とのネゴシエーション」
「強盗犯たちの真の狙い、巨大銀行創設に秘められた疑惑」
「犯人達が仕組んだ“本当の”のトリック」
これら3つのどれをクローズアップしてもそれなりにおもしろい作品になっていたと思うのだが、この作品はそのどれもを均一に取り上げてしまったがために、結局映画の「うま味」がどこなのか、作り手は何をおもしろがってこれを作っていたのか、わからなかった。三頭を追う者は一頭もえず。
トリックはおもしろかった(確か実在したんじゃなかったっけ?「アンビリーバボー」でやってたような)。
観客はクライムムービーと知った上でそれを観る。それはつまり、この映画が自分の裏をかこうと企んでいる、ということを含意して観るということになるのだが、それでも我々観客を引っかけることができる映画がある。それは我々が、映画に「騙されないように」観ようとしているのを逆手に取っているからである。
では、なぜそのような「疑り深い観客」がトリックに騙されるのか。頭にいい錯視の仕組むトリックとは、その裏に真実があると思わせて、何をかくそう本当の真実は表面に描かれているのである。この映画で犯人達が仕組んだトリックはその典型である。
本当につくりたかったのか?
(2008-04-02)
スパイク・リーの映画だと思わなければ、それなりに楽しめるのかもしれませんが、タイトルバックからスパイク風ですのでやはり彼の作品であることを意識せざるを得ません。本編中のカメラワークでも随所に特徴的なシーンがありまし、音楽もいかにもテレンス・ブランチャードらしい作風です。
しかし、残念ながら他のこの監督の作品と比べ、全く見る者の考えや感情を揺さぶるものはなく、あの特有の読後感?の様なものを期待すれば、がっかりさせられることでしょう。キャスティングも無駄に豪華な感じがするし、本当につくりたくてつくった作品なのかなと首をひねりたくなります。
ですがスパイク・リーファン以外なら素直に楽しめるでしょう。
今も耳に残る
(2008-03-17)
もちろん、お話しはそれ相応に面白いけど・・・。なんたって、この映画は音楽です。音楽につきます。見終わって何日経っても、あのイントロのインドのPOPが耳から離れません。
まさに星4つ
(2008-03-01)
全体としては、なかなかなストーリーだなぁと思いました。見てる間中スリル感が続きます。引き込まれました。また、全体的に知的なセリフ等々があり、軽い映画ではありません。
ですが、一部暴力シーンや、ストレスにより半ばパニック状態の人質が映るシーンがあり、少し気分が悪くなりました…。まぁよく言えば、演技が非常に上手いと言えますね。
それと、確かに人種差別発言がありました。まぁ普通の日本人なら気にならないかと思いますが、人種差別に強い嫌悪感を抱く方はそこから気分を害されるかもしれません。
そして、結末部分がいまいちよく分かりませんでした。最後のほうは少し集中力が切れていたので、それが原因かもしれませんが…。またもう一度見てみようかと思います。
総評として、犯罪映画好きな方にはオススメです。