キャストは豪華だけど…。
(2008-05-10)
イマイチ話が分かりにくかったというのが正直な印象です。石油王の娘が誘拐されてどうしてスペインの銀行に金を持って行くんだか??出だしからひっかかって、きっともう5分ぐらい時間を延ばせばシーンを追加して分かるのかもしれませんが、これをそのまま劇場公開してしてしまったのは残念。せっかくドラマ性の強い監督を起用したのに活かされませんでした。最初の「お話の枕」はMI6の爆破やボートチェイスなどまるでボンドいじめのようなアクションでこれは面白そうと思ったのですがやっぱり前述した部分が気になって…。Mの拉致やS・マルソーとR・カーライルの悲恋じみた関係もさじ加減が良かったです。後はD・リチャーズの起用については、確かに善人の女性も必要だというのは分かりますがもうちょっと賢そうに見える女優を起用しても良かったんじゃなかと思います。ただ音声解説によれば彼女もかなり頑張っていたので見た目が裏目に出てしまったようです。P・ブロスナンのボンドは好きなのに段々とストーリーがあちら立てればこちら立たずで残念です。
劇場公開時のエンディングは日本のみRuna Seaが歌ってましたが、DVDではJ・ボンドのテーマになってます。
ボンド、20世紀最後の任務、
(2007-05-13)
と公開当時、銘打たれたブロスナン=ボンドの3作目。
1999年の作品だが、今回のデジタルリマスターで画・音質共にアップされている。
シリーズ中最長のシークエンス(タイトル前のアクション)は、ユーモアも効いてて圧巻!
内容は、サスペンス色を盛り込むなど新機軸が見れる。
適役のRカーライルは、不気味な怪演ぶりを見せてくれるが、黒幕は別に居ると言う設定が、
その存在を少々希薄にさせているのが、残念。
Sマルソーは、その昔『ラブーム』で仏の薬師丸ひろ子とアイドル視されていたが、
今では脱アイドルの女優に成長。そして相変わらず美しい。
ボンドガールのDリチャーズは、原子物理学者と言う設定だが・・・どうしてもそうは見えない。なんだか軽い・・・。
この役、元々は保険調査員だったが、当時、ブロスナン主演の『トーマスクラウンアフェアー』での役柄と重なるので変更されたらしい。
『ゴールデンアイ』で登場した元KGB役のRコルトレーンも再び出ていて→笑える。
Qが、ボート共に去るシーンにドライな哀愁を感じたが、その後実際に事故死してしまった。合掌。
今作からボンドの吹替えは、神谷明に代わって横島亘が担当しているが・・・声質がブロスナンに合っていない。個人的には、TV版の田中秀幸がベスト。
★×3だが、あくまでもブロスナン=ボンドの他の3作品と比べて。本来は、★×4。