モニカ・ベルッチは完全な脇役
(2008-03-02)
日本では、「モニカ・ベルッチのシリーズ」として販売されていますが、この映画で彼女は完全な脇役です。意外と健全な(?)主婦の役で、他の作品のような彼女を期待して見ると、がっかりするかもしれません。作品としては悪くはないのですが・・・。
ありそな話
(2007-10-06)
気がついたら なんとなく惰性で生活を送っている。
若い頃の情熱はどこにいったのだろう。
本来自分が持っていた力はなんで失われていってしまったのだろう。
中年の夫婦が、自分の状態に疑問をもつ。
しかし、対比的にその子供たちは何とか認められようとしてあがく。
娘は自分の魅力を武器にして羽ばたこうとする。
息子は、自分の無力さを意識しながら、
自分を見つめている。
世代世代の価値観。
劇中劇のテーマもそれを追っている。
しかし、ちょっとした自己でそんな空中分解する家族に歯止めをかける。
(ここがちょっと安易な気もするけど・・)
よくありそうなテーマをしっかり追っている当たり、[幸せの力]の監督らしい。
個人的には、面白いと思った。
結論めいた、回答めいた答えは出さないところも・・・(笑)
でも奥さんきれいだよね〜 ^^
モニカ・ベルッチ目当てだと後悔しますよ。
(2007-09-06)
夫であり父であるカルロの焼けぼっくいに火が付いたことで、求心力を失っていた家族が逆に結束を取り戻す。簡単に言うとそんな作品です。ただお話の展開はコレがけっこう派手で、日本で同じ内容の物語をやるなら、コメディタッチのテレビドラマがぴったりという感じです。ただし、さすがイタリア、みんなよくしゃべる、しゃべる、しゃべる。そのトーキーさ加減は韓国映画が近いですね。あるいは大阪映画(笑)。パーティの楽しみ方、成功を夢見る女の子の芸能界への食い込み具合、DRUGの扱い、なかでも妻ジュリアが再起を賭ける舞台劇の本格的な面白さなどには、日伊の文化的成熟度の違いを感じました。
カルロが同窓会で出会う、かつての恋人アレシア役にモニカ・ベルッチは、どう考えても、もったいないなあ。普通の男なら、家族を思っての良心の呵責などに苛まれるはずがない。後先考えず、愛欲の深みにどっぷりと浸り切るはず。アレシアに夫と小さな子どもが2人もいるのも気に入らない。はっきり言っちゃえばミスキャストです! ストーリー自体に突飛な展開があるわけではなく、DVDで観るにはちょうどいい作品。イタリアの現在の息吹を知るには格好な映画だと思いますよ。