予想通りの映画でした
(2008-08-13)
予想した通りの映画で、なかなか見る気が起きなかったのですが、まあ、見てよかった。小津安二郎風のセリフが延々続くので一時はどうなる事かと思いましたが。
ジーンとする。
(2008-03-13)
静かな映画でしたが、後半にかけてどんどん胸に迫ってくるものがありました。
松村さん、とても淋しい。
(2007-08-22)
今や、作曲家の名前をみて映画を観ようと思うの松
村禎三さん、あなただけでした。あなたは、ずいぶん
前のインタビューでタイトルだけに音楽を付した『裁き
は終りぬ』(アンドレ・カイヤット)を映画音楽の理想と
していました。最後の最後で、とうとう自身でそれをや
りましたね。
ただし、『裁きは終りぬ』の中身は往年のルネ・クレ
ールの喜劇のようで、ちっとも面白くなかったのに対
し、本作がもともと戯曲が原作で、起承転結がきっち
りF.O.する構成なので、狙いはバッチリ。小編成の管
楽器が明確なメロディを奏で、あくまで静謐な劇との
対比が鮮やかでした。
いくら予備学生でも、決死の出撃を前にした明石少
尉(松岡俊介)あんなに落ち着いていられるのかなど、
特攻映画というとどうしても言いたいことが出てしま
うのですが、今回はやめます。松村さん、素敵な映画
音楽いっぱい書いてくれて本当にありがとうございま
した。
見事
(2007-07-17)
小津安二郎みたいだな、と思っていたら、そういう伝統の中にいる監督らしい。
おはぎを食ってる場面はちょっと心配だった。
あの長い時間、間違ってやり直しなんてことになったら、あのおはぎ何個食うことになるのか。
悦子さんと一緒に泣いたね。気丈な人だよな。
飯を食う場面の本上まなみさんんの横顔の美しさにびっくりして、おいおい、戦争ものに
こんな美人出してきていいのかよ、とおもった。
戦争中にも美人はいたんだけど、だからって美人出していいというもんじゃない。
というわけで気になる女優になってしまった。
この監督は死んだらしいけど、この伝統は誰に引き継がれたんだろう。
戦闘シーンのない静寂の戦争映画、原田知世の珠玉の演技
(2007-07-07)
日常生活から戦争の悲しさを描き続けた黒木監督の遺作、戦闘シーンのない戦争映画。
特攻隊に志願するために、愛するものを、生き残る可能性が高い友人に託してゆく若者。
失われる愛をその心の奥底にしまいこみつつも、残りの人生をたくましく全うしようとする娘。
血でなく、心でつながる家族たち。
昭和前半期の家庭の、ヒトとモノを大切にする素朴な生活スタイルの場面設定に原田知世が新鮮にマッチする。台本を読むたびに泣けたという原田さんの、娘時代から老婆までを通しての清廉な演技が光ります。
いのちの尊さ、かけがえのない時間を大切に生きることの大切さ、をしみじみと感じさせられる、静かなる珠玉の一作です。