ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
改心 (2007-02-19) 小さい頃の記憶ほど不確かなものはありませんね。私が小学低学年の時よくわからないまま観た記憶があります。そして最後のシーンは衝撃的で鮮明に覚えているのですが、このDVDとはちょっと違ったのは、いくつかこの映画が作られているからでしょうか。そして投身する人も違いました(笑)これは私の本当の勘違い。 大人になってきちんと観てみると、なんてステキな映画なんだろうってことがよくわかりました。人は変われるものなんですね。でもそれは自分だけの力では非常に難しく、「誰に出逢うか」という運命的なものによって左右されます。ジャンにはそれがあった。新しい人間に生まれ変わる、と「promise」と小さいけれど司教様の目をしっかり見て言ったシーンに感動しました。 そして、その言葉通りに生き慈悲深い市長として市民に慕われます。 でも脱獄囚ということには変わりなく、ジャベール警部に執拗に追われます。養女コゼットとの静かな生活も終わりを向かえようとします。それにしてもコゼットもステキな娘に育ちました。養父ジャンの愛情を一身に受け、本当に素直に優しく、母親に似た美しい子です。養父ジャンと恋人のマリウスの間で悩み抜く姿も涙を誘います。 「慈悲」という言葉がこの映画ではよく使われます。「仁」ともいうのでしょうか。全体的に重く暗い感じの映画ですが、人を愛する心、思いやる気持ちが最後に光りとなって、さわやかに幕を閉じます。 とてもステキな映画です。是非ご覧ください。