歌とダンスに彩られる!!
(2008-07-07)
この映画ですごいと思うのはストーリーの本筋と歌やダンスの伏線が絶妙に絡み合うところです。歌やダンスが披露されながらシーンが一転して俳優たちが普通にセリフを喋るシーンになる。そしてまた色とりどりの衣装やセットに囲まれたミュージカルが始まる。その間音楽は絶え間なく流れている。この映画構成には絶句しました。素晴らしい!!113分が短く感じます。
そして俳優たちの洗練された演技。普通にセリフをしゃべるシーンから歌とダンスの激しいミュージカルシーン。それぞれの俳優がそれぞれ見事に演じ分けていて映画を際立たせています。リチャードギアの少し力を抜いた感じのリラックスした歌い方もいいと思いますし、やはり本作でアカデミー助演女優賞を獲得したキャサリンゼタジョーンズの体当たり的に完成された演技は必見です。
拍手喝采!これぞ ALL THAT JAZZ!
(2008-06-08)
気分最高ですね!
なんといっても、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの素晴らしさ。レニー・ゼルウィガーもよく頑張って、『ブリジッド・ジョーンズの日記』のマイナスポイントを見事にカバー(僕的には)。さらには、ママ・モートン役のクイーン・ラティファは本物だ!
リチャード・ギアは、彼女たちの引き立て役に過ぎない。
確かに好き嫌いはあるでしょうが、そこはそれ、劇中歌の"ALL THAT JAZZ"そのもも。「なんでもあり」の、とてつもない「にぎやかさ」を楽しみましょう。スラングでは、JAZZには「くだらない話し」という意味もありますよね。
辛口の批評をする方には、同じリチャード・ギアが弁護士を演じる『真実の行方』をご覧いただきたいものです。
実に不快だ
(2008-05-30)
仮にも殺人犯を弁護士の口八丁で無罪にするなんてふざけた話をミュージカルにして喜んでいるアメリカ人の軽薄さが実に不快だ。『エヴィータ』とか『コーラスライン』とかのほうがよっぽどいい。
もう一度、映画館で見たい。
(2008-04-21)
「映画館で見たかった!」
そう思える数少ない映画だった。
レンタルに光ブロードバンドとコンテンツは充実、
大型液晶テレビにサラウンドオーディオでハード面も技術が発展し、
もう自宅で映画館のような臨場感を楽しむことができる時代になった。
がしかし、自宅になくて映画館にあるもの、がある。
それは「たくさんの人と同時にその映画を共有体験する」ということだ。
この映画は、隣に座った人の息遣いや昂揚、それを同時に感じながら楽しみたかった。
インドの映画館はそうした昂揚を超えてピィーピィーと口笛を鳴らしまくるらしいが、
そんな風に「ブラボー」と叫びたくなる。
映画の中で、生でステージを見られた観客がうらやましい。
楽しかった!スカっとした!
(2008-03-23)
どんな作品か、あんまり分からないまま、見てみました。面白かった!
最近、ミュージカルって好きかも、と思い始めていた頃なので、これも見てみたのです。
けっこうむちゃくちゃなストーリーだなあ、とは思いますが、(悪は勝つ…と言うか、人生アクの強いもん勝ちだ、みたいなノリが)なぜか見終わって、とてもスッキリする!
レニー・ゼルウィガーがヒロインのロキシーを演じていました。
出来損ないの小悪魔、みたいなちょっと貧乏臭い?ヒロイン。
したたかで愚か。せこい。でも可愛い!みたいなロキシーを、とっても上手く表現していた、と思います。
このロキシーの夫だけが、この映画の登場人物の中、ホンモノの善人。なのに、この夫、まったく報われない。そのあんまりな報われなさに、涙しました(笑)
それに比較して、リチャードギア演じる弁護士の、最低っぷり!ホント、金金…だけのヤな男!でも、これまたアクの強い魅力プンプン発散。
歌も踊りも、とても楽しく華やかで、毒はあるけど力強いオンナたちの物語を最高に飾ってくれていました。
ホント、踊りも歌も色んなパターンがあって、見飽きることが無かったです。
ミュージカルってやっぱり、こういうショービジネスものが、ドラマ進行と歌と絡んでも不自然でなくて、合うなあ、と思いました。
ミュージカル初心者、の方も違和感無く見れるので、是非、お試しください。