疑いのない名作
(2007-09-23)
この作品で監督は外面と内面のギャップ、
伝えたいことが上手く伝えられず、かなえられないもどかしさ、
人間のありようを映画の底において描きたかったのでしょう。
誰にでも経験あることだと思います。
作品の描き方もおとぎ話ように描かれ、
それが終始上手く貫かれているところも素晴らしいです。
現実的に細かく考える作品ではないです。
最後の終わり方も非常に好きです。
切ない、なにか様々な感情が胸に来る素敵な作品。
また何度も観たいです。
10点中10点!!
飽きないよね。
(2007-07-16)
小学校の頃にTVで見てました。
1991年の作品だけど今見ても全然違和感がないです。
面白がり屋現代人向きの「孤高の天才物語」
(2006-12-28)
ハサミの手は、才能を意味する。「諸刃の剣」という言葉もあるが、才能は、幸福も惨事も同じくらいの大きさのものをもたらす可能性を持っている。才能によって社会に愛されることもあれば排除されることもある。
この映画が現代的だと観た当時思ったのは、多くの物語が「才能を持った異形が当初はその異質性によって嫌われていたのだが、その異質性を良きことに活用することによって皆から愛されてハッピーエンド」というパターンだったのに対し、正反対だったからだ。
変わり者は、はじめのうちは面白がり屋の現代アメリカ人によって愛される。しかし、それが、共同体にとって危険な面があると分かったら排除される。
排除されたシザーハンズは孤高の場所で雪を降らすことによってのみ、人々とつながる。
20世紀フォックスのロゴに雪を降らす、なんて、上層部がこれを例外的に認めたのは、まさに「粋な計らい」というやつです。音楽も効果的。