高齢者向き
(2008-03-01)
何気なしに見たが、そのテンポのよさと脇役陣の芸のうまさに完全に堪能した。婚約者の弟に同情してその日に愛人になるというのは先ずあり得ない話だが、この映画ではそれが男女の究極の姿だと納得できる。他にも男女が何となく惹かれ合う場面が洒落た感じで描かれている。これは私のようにむしろ高齢者が深い味わいをかみしめて楽しむ映画だと思う。
大好きな作品です!
(2007-12-18)
何度見てもいい!
シェールは美人だし、ニックは男らしくて素敵すぎる!!
急に訪ねてきた兄の婚約者と義理の弟になる人が恋に落ちるなんて無理がありすぎる。
でもニックがシェールを軽々と抱っこしてベッドに連れて行くところ、
オペラの帰りに月の下で愛を語るところ、どこを見ても超ロマンス!
音楽もとてもぴったり合っていて、ふと口ずさみたくなります。
最後に「a・La・Familia!」と家族全員でシャンパンで乾杯するシーンも好きです。
この映画を見ると、シャンパンに角砂糖を入れて飲んでみたくなります。
星6つの評価がほしいくらい最高の作品です!
成熟したロマンス
(2007-09-26)
ニコラス・ケイジがまだ若くてセクシーだった頃、そしてシェールがまだ人間らしさを残していた頃、素敵な恋愛映画がありました。
結婚を間近に婚約者の弟と恋に落ちてしまうヒロイン。ぎょっとするようなストーリーだが、毒も
ロマンスもユーモアと家族具合で上手い具合に料理されて、あり得ないはずがなんだかありそうな話に仕上がっている。際どい展開なんだけど、下品な感じはしない。
妙に説得力があるから不思議。
シェールの台詞が印象的。
『人は誰もが人生の破壊を経験して、自分の身を守ろうとする』
そう言いつつも、婚約者の弟から離れられないのだけど、故に恋は盲目なのです。
人生の苦さを前提にした上でのロマンス。これこそ大人の映画です。
ほのかに面白い
(2007-08-26)
ロマンティックコメディだが、極端におバカでもない。全体として、なんとなく滑稽な感じがするという程度。ジョニーの求婚シーンが面白いかも。しかし、略奪、不倫など、深刻なはずなのに、悲壮感が漂わない、むしろおかしな感じがするように描いている点が秀逸。受賞はしてないものの、ニコラス・ケイジもいい味出してますよ。
ハッピーエンド?
(2007-02-15)
シェール演じる冴えない中年女と、その女にプロポーズした男の弟でニコラス・ケイジ演じるパン職人。まあ普通ならありえない組み合わせのありえない恋愛。でもイタリア系の住民がたくさん住んでいる街で、空に煌々と輝く満月が出ていれば、こと恋に関してはどんなことでも起こりそう。
登場人物がほとんど恋をします。不倫もあれば略奪婚も、気持ちだけのラブアフェアも。生臭い感じはなく、それぞれの立場で、それぞれの気持ちで恋愛に一生懸命です。ごくわずか割を食ってしまう人はいるものの、収まる場所に収まり、めでたしめでたしというストーリー。
誰かを好きになりたいな、なんて思ってしまう映画だと思います。だいぶ仲良くなったけど、もう一押しという恋人一歩手前の相手と見るといい感じかも。
なお、本作の最大の見所はシェールです。間違いなく一瞬は息を呑むと思います。