安っぽい戦争映画
(2008-06-13)
今、戦闘後、戦場をいったりきたりするので、見にくいです。
また、アクションシーンを求めてる人には向きません。
やはり映画は面白くないと!
作られた英雄たち
(2008-04-29)
クリント・イーストウッド監督の硫黄島2部作のうち、アメリカ側から見た第二次世界戦争の断面を扱った作品だ。
日本側から作品である「硫黄島からの手紙」は、硫黄島での悲惨な戦争の状況の描写に力点がおかれていたが、こちらの作品は硫黄島から英雄として帰還した3名の兵士の、帰還後の姿を中心に描かれている。
硫黄島で撮影された1枚の写真が、平凡な3名の兵士を英雄に変える。英雄としての役割を負わされた3名は、戦時国債販売のキャンペーンのため、アメリカ中を行脚させられる。しかしながら自分達が英雄でないことを知っているのはこの3名自身であり、戦場での悲惨な記憶と英雄として扱われる現状のギャップに苦しむことになる。
正直言って、決して楽しめる作品ではない。ストーリーも盛り上がりや起伏にも欠けており、3名の兵士の状況が淡々と描かれているだけだ。だが、この悩み、苦しむ3名の兵士を通じて、平凡な若者の一生を変えるほどの極限状態に人を追い込む戦争の悲惨さを感じた。
単にアメリカ万歳映画ではない
(2008-03-21)
硫黄島の戦闘をどう描いているかすこぐ興味があった。「プライベート・ライアン」並みの戦闘シーンが続くものの、描き方はやはりアメリカ中心。
"こんな激しい戦いだったが、アメリカは勝ったのだ"と。そんなことは興味ねえ。
日本軍は、3日間続いた何万発もの爆撃を穴の中で耐え(地形が変わるほどの爆撃にも関わらず、日本兵はほとんど死者が出なかった!)、水も食べ物もない状態で戦闘を行い、ほとんど決着が付いたあとも、火炎放射器に焼かれながらも、降伏を拒否して立て籠もった。仲間の死体を食べながらだ!そんな日本人に万歳と言いたい。
で、映画は、戦争よりも、戦争で英雄に祭り上げられた人間の苦悩を描いている。現在のイラク戦争にも繋がる批判が込められていて、単純にアメリカ万歳ではない映画なのが好感が持てる。
表題のとおりです。
(2008-01-20)
表題のとおりの映画です。これを理解しないと、映画が何を言いたいのかわかりません。ということで一連の硫黄島の戦いを表現するものでもないし、戦闘のPTSDと申しましょうか、フラッシュバックするシーンが多いのですが、フラッシュバックばっかりしてないで、構成を考えてもよかったかもしれません。戦闘シーンは、従軍記録を元に作成しているので、ぐちゃぐちゃな戦闘シーンもよくできてます。ただ制空権は米軍のものだったので昼間に日本兵が露天で機銃掃射する等の場面はあまりなかったのではないでしょうか、
戦争映画だと思わないで下さい。
(2007-12-12)
戦争映画と思ってみてしまった自分が悪かった。テーマはあくまでも国家に英雄に仕立て上げられてしまった兵士達のその後の話である。彼らが戦争後あんな運命をたどっていたなんて全く知らなかった。国家が英雄として国債の宣伝に利用するだけ利用して戦後はほったらかしにしていたなんて。アメリカ人好みの英雄を裏側から取り上げたイーストウッドには敬意を評する。いくらイラク戦争で厭戦気分が漂っているアメリカでもこの映画の内容はきつかった。私にもきつかった。日本での評価は「硫黄島〜」より良いのに。でもこういった内容の映画が作れるアメリカ映画界はやっぱり日本のメディアミックス映画とはワンランク以上違う。