成功してもその後味は重苦しく、心地良い物ではない
(2008-05-18)
名声を得て他界した資産家が残した一本の8mmフィルム
それは残虐なスナッフ・フィルム(殺人フィルム)だった。
資産家の未亡人の極秘依頼により、殺人の真意を調査し始めたウェルズ(ニコラス・ケイジ)
彼は、愛する妻と幼い娘、マイホームと何不自由ない幸せな人生を送る一人の私立探偵だった。
しかしフィルムの出所を調査するうちに、危険で異常なアンダーグラウンドのポルノ世界へと足を踏み入れて行く。
そしてフィルムの真相を知った彼もまた・・
異常なポルノ世界とは無縁の家庭的な私立探偵が
その頭脳と行動力を武器に徐々に異常な地下世界とフィルムの真相に迫っていく様は
サスペンススリルの作品として引き込まれ秀逸である。
しかし最後の結末は正直賛成出来ない。
正義と怒りに身を任せて何をやっても良いわけではない。
絶対に許せない、平然と生かしておく事は出来ない。
その気持ちは良く分かるが、他にも方法はあったはず・・
強い刺激や異常な性描写に弱い人にはお奨め出来ない。
報復は成功したとしても、その後味は重苦しく、一生後悔と悪夢が付きまとうのだから・・
素晴らしい
(2007-07-29)
脚本が素晴らしい。暗く重いテーマ(性描写やバイオレンスあり)ですが、
良質の超一級サスペンス映画です。
個人的にはセブンの2倍ぐらいおもしろかったです。
もし、これからご覧になる方がいたら、この映画はラストの1シーンのために
あるものだと心して観てください。
晴れやかな気持ちにはなれませんが、う〜んと唸らされるでしょう。