病原菌の恐怖を描いた傑作
(2007-08-04)
未知の感染症の恐怖は、80年代前半のエイズの騒ぎの時の異様さ(最初は完全な防護服を着て対応にあたっている写真もあった)が記憶に新しい。そして現代社会では、このような事態が起これば、常に軍や研究所から流出した病原菌ではないかとの疑惑が頭をよぎる。この映画で描かれているのはそんな状況に対して、あくまで隠し通してしまおうとする軍と、真実への探求から軍に敵対する形となる科学者の戦いでもある。途中、ウィルスの変質や、へりコプターのアクション、科学者たちの感染といった展開もあり、最後までまったく飽きさせない。ダスティン・ホフマン、モーガン・フリーマン、ドナルド・サザーランド、ケビン・スペイシーなどの名優の演技合戦も見ものだ。人物像はやや類型的なのだが、その方が畳掛ける展開には好都合で観ている最中はまったく気にならない。もっと評価されていい作品だし、いまは安く入手できるので、絶対に買いです。
迫力 緊迫感 心地良し
(2007-05-12)
さすがウォルフガング・ペーターゼン。
Uボートの迫力が甦る。
ウィルスの恐怖を、見事なスピード感で表現。
ダスティン・ホフマン の直線的演技も見応えあり。
ラストの勧善懲悪は心地よい。
微妙
(2007-03-27)
劇場公開していたころ、エボラ出血熱とかが騒動になっていて、見に行きたかった映画です。
まあ、アメリカが作ったパニック映画だなって感じで面白くなかった
感染源を突き止めていくところとかの推理は面白かったけれど、「これはありえんだろ!?」っていうミスやら何やらが連発されます。寝不足で防護スーツを引っ掛けて破ってみたり、遠心分離機に手を突っ込んでみたり。
『アルマゲドン』のギザギザ隕石と同じくらいがっかりしました。
というか、ダスティン・ホフマンが苦手なので、印象が良くないのかもしれません(笑)。
パニックサスペンスとして秀作の仕上がりです
(2007-03-02)
アフリカで発生した猛毒性が高いウィルスがアメリカのある都市に入り込んでしまった。
その伝染経路は複雑で、
その経路を追い未知のウィルスにダスティン・ホフマン扮する研究所員が臨みます。
その都市は軍によって隔離されるが、経路や対策が調査されることなく追い込まれる。
ストーリー展開、そしてエンディングまで休むことなく恐怖とサスペンス要素がいっぱいです。
現実に起こり得る事態でもあり、背筋が寒くなります。
最近になって廉価版が発売され買い求めやすくなりました。
お薦めします。
現実味あふれる恐怖
(2007-02-18)
アフリカから密輸されたサル(『リスザル』か?)が、未知のウィルスに感染していて、
それを媒介に、人間にも感染。致死性のウィルスがアメリカ全土を襲うというパニック映画。
公開当時、『エボラ出血熱』なんかのウィルスが、やはり問題となっていて、
『そう遠くない恐怖』というリアリティも加味され、大ヒットしました。
原作はマイケル・クライトンの小説ですが、こちらは政府の陰謀に巻き込まれた女性生化学者の
孤立無援の闘いといった内容で、これはこれで面白い作品でしたが、
ダスティン・ホフマンの名演技もあり、個人的には、映画版の方が好みです。
(あと、映像の持つ説得力もスゴかった^^)
で、思ったんですが、現在日本にも『変わったペット』を求める連中のために、大陸から希少動物が
大量に密輸されています。もちろん検疫など受けない場合も非常に多く。
確かに、映画はフィクションであり、実際にはこのような事件は起こってはいませんが、
(『鳥インフルエンザ』とかそーだったりして)起こりうる話でもあるワケで(病原菌じゃなくても、
外来種自体が、在来の生態系を破壊しているケースは、実際に多々ありますね。)、
一部の心無いモラルの低い連中が、勝手にバンバン死ぬのは、一向に構いませんが、
巻き添えだけは真っ平ゴメンです。