ジャッキーは偉いなぁ
(2007-11-30)
舞台もブロンクスで白人ばっかり出てきますが、ハリウッド映画では無く、香港映画です。序盤は不良グループとの鬼ごっこがメインで少年犯罪への警鐘というか「立派な人間になってくれ、信念を持て」という様な教育者ジャッキーの思いがあります。これを説教臭いと取るかは人次第ですが、一般人が言うので無く、多大な影響力を持つ映画スターだからこそこういう想いは綺麗事に見えようと大事だと思います。ジャッキー立派です。そして不良グループの理解を得たジャッキーはギャングという更なる大きな悪に立ち向かう。まあこういう話の定番の作りではある。そしてコメディのノリの終わり方といい、なんと無くシティハンターみたいですね。昔のジャッキー映画ではギャングとかも拳で徹底的にやっつけていましたが、アメリカや世界を意識したのか、漫画のノリにしました。世界全般の現状と必要悪に対する考え方を考慮したと考えるのは深読みしすぎかな。世界を意識したと言う意味では、ジャッキーの叔父役が黒人女性と結婚したりと人種や国境を越えた人間愛も盛り込まれている。もちろんアメリカで生活する中国人同士の肩の寄せ合い、同国人意識なども強く描かれるが、ヒロイン的な女性を二人登場させ、ジャッキーはアニタじゃない方とくっ付く設定にしたので、アニタムイが可愛そうな役回りでしたね。ジャッキーは足を骨折したみたいだけど、やっぱりそれ程危険では無く見える飛び降りスタントとかって結構、踵をやられてしまうのですね。ポリス3ではスタントマン出身の監督スタンリートンがスタントダブルを務めて同じ様に踵を骨折してました。まあ余計な事はさておき、それなりに纏まっていて最後の見せ場もテンポ良く、ストレス解消には持って来いの良作ではないでしょうか。最後に、他作では派手なアクションシーンなんかもこなすアニタムイが終始、お笑いキャラなのが面白いし、ジャッキーのマジッミラーのシーンも何度見ても楽しい。中国刀が足で押さえただけで落ちないの?とは思いますけど。
一般的には評価は高いが・・・・・
(2007-10-18)
ジャッキー念願のアメリカ進出に成功した記念すべき作品で、これにより全米でのジャッキーの知名度が飛躍的に上がった。一般的にはジャッキーのハードアクションとして評価は高いが、・・・・どうなんだろう。かなり微妙な作品だと思う。万年青年役のジャッキーはまあお約束だからいいとして、前半の地元の暴走族の嫌がらせがかなり陰惨で、ジャッキーも派手に反撃せずボコボコにやられるだけで、そのシーンの演出は妙にウェットなため、なんか昔の三流ドラマを見ているようで、何ともいたたまれない感じになる。ジャッキーと仲良くなる少年が全く可愛くないのも感情移入しにくいし、人間を挽肉機でミンチにするような極悪マフィアのボスを最後はホーバークラフトで押し倒して、尻丸出しにさせて、「ワーイ!」のラストはいくら何でもないだろう・・・・・。本当にこれ90年代の作品か?と突っ込みたくもなる。ドリフのコントじゃないんだからさー。デビュー当時からする日本のファンからしたら、アホなアメリカ人に受けるにはここまで下りてこないといけないのかと複雑な気分だ。要するにジャッキーのアクションシーンの素晴らしさと焦点の定まらないドラマ部分が互いに相殺しあっており、何ともバランスの悪い作品となってしまっている。シリアスなシーンなのかコミカルなシーンなのかまるで判別がつかない演出が多々あり、見ている方はどう反応してよいのか困るばかりだ。
この作品で、アメリカでのジャッキー人気に火がついた。ハラハラする見せ場たっぷりの傑作
(2007-06-02)
立体駐車場での追跡劇や、ホバークラフトを駆使した活劇など、ハラハラする見せ場が一杯つまった楽しい映画です。1990年代後半から2000年代の前半にかけて、テレビでも頻繁に放映されたこの映画は、子供たちの間でも人気の一作となっています。
ジャッキーは、これ以前にも、「バトルクリーク・ブロー」や「キャノンボール」といった映画で、ハリウッド進出に挑戦してきました。それらの作品は、監督や音楽に「燃えよドラゴン」のスタッフを起用したり、当時のジェームズ・ボンド役と競演したりもした意欲作でしたが、残念ながら、アメリカでは彼の人気を獲得するには至りませんでした。ところが、この「レッド・ブロンクス」がきっかけとなって、アメリカでジャッキー人気に火がついたのです。
海外で雑貨店を営む親戚のおじさんを訪ねた香港の若者が、そこで不良やギャングとのいざこざに巻き込まれるという設定が、ブルース・リーの「ドラゴンへの道」を連想させもする、カンフー映画ファンの私にとっては感慨深い作品でした。スタンリー・トン監督による演出も秀逸だと思われました。
例えば、この映画開始直後に、おじさんの自宅を訪れたジャッキーが、父の遺したカンフーの訓練具を見つけるというシーンがありますが、ジャッキーが今は使われていないその道具にかけられた服を取り外し、軽く体慣らしをするために道具に拳を入れるたび、ほこりがぱっと舞う様子が、やや逆光気味の柔らかい光で捉えられています。その映像がたいへん美しく、私は物語にぐっと引き込まれました。
“悪党を格闘技でやっつける”という形式に強くこだわる方でなければ、子供からベテランのジャッキー・ファンまで楽しめるDVDだと思われます。石丸博也さんらによる日本語吹き替えも、もちろん搭載しています。
なんだか・・・
(2007-01-08)
これがきっかけで、ハリウッドでブレイクすることになったジャッキー。
舞台が向こうなので、白人がたくさん出てきます。香港人は、ジャッキーとアニタさんと、あと数人。
どうも、ジャッキーがそういった白人どもになんか媚びてるというか遠慮してる感じなんですね。
地元のような覇気にあふれたジャッキーじゃないんですよ。まあ人種違って気を使うのは分かるんだけど、なんかいつものジャッキーっぽさが足りなかったのでいまいち・・
アニタムイも、おしっこしてるときに家が崩壊して便器のみになるとこはドリフみたいで笑ったけど、やっぱ水圏2のほうが良かったです