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たそがれ清兵衛 お気に入りに追加
山田洋次
藤沢周平
朝間義隆
出版社・発売元:

松竹ホームビデオ

媒体: DVD
ランキング: 35198
発売日: 2006-11-22
レビュー (Amazon.co.jp)
   時は幕末、庄内地方の小さな藩の下級武士・井口清兵衛(真田広之)は、ふたりの幼い子どもと老母の世話をするため、勤めが終わるとすぐに帰宅することから「たそがれ清兵衛」と同胞たちからあだ名される冴えない男。しかし、幼なじみ朋江(宮沢りえ)の危機を救ったことから、実は剣の腕が立つことが世間に知れてしまい、ついには藩命で上意討ちの討ち手に選ばれてしまう…。
   時代小説の大家・藤沢周平の短編『たそがれ清兵衛』と『竹光始末』『祝い人助八』をベースに、これが時代劇初演出となる巨匠・山田洋次が監督。当時の時代考証を綿密に行いつつ、ささやかな家族愛や忍ぶ恋心、そしてダイナミックな殺陣シーンなどを見事に具現化している。人間本来の美しい心のありようを、決して押し付けがましくではなく、優しくささやかに問いかけてくれる、日本映画でしかなしえない必見の秀作。真田の素朴さと宮沢の清楚な美、両者の好演も特筆ものである。(的田也寸志)

カスタマーレビュー

すなおによかった  (2007-10-24)
真田広之と宮沢りえが主演の映画は見たことがなくて、どちらかというと敬遠していました。この映画は山田洋二監督の時代劇ということで観ようと思いました。
子役を含めてすべての俳優がいい演技をしていました。主役の二人はもっと力んだ演技をする俳優という“偏見”を持っていましたが、抑えた演技でいながら要所要所は観てるものを感動させてくれました。方言、時代考証、原作、等のことはよくわかりませんが、何度観ても心を揺さぶられる好きな映画のひとつです。

折角の雰囲気が台なし  (2007-01-23)
最近おすぎさんの評価信頼出来なくなって来た…確かに真田さん宮沢さんは着物を着ていた時代の日本人らしく凛としてて素敵です!しかしナレ〜ションの岸恵子さん如何なものか?海外在住日本人って感じの粘っこい日本語ではナレ〜ションが浮きまくり!揚げ句の墓でのシ〜ン登場でこれまでの真田さん宮沢さんの熱演は何だったの〜ってな感じ!本当に残念!

とても綺麗な話です  (2007-01-23)
とにかく淡々としていますが不思議と退屈せず見られました。うまい言葉が見つかりませんが、全編通して昔の日本人が持っていた清さ、健気さといったものが漂っており、なんともいえず切ないです。そしてそれが今の自分にあるかといわれれば、自信を持ってハイと答えることもできないので、何度も胸が熱くなりました。ラ○トサムライみたいな押し付けがましい演出もなく、派手なアクションシーンもほとんど無いですが(殺陣はありますけど)、とても心に残る作品です。痴呆のおっかあはどうしたんだろう・・・

人間臭さを感じる時代劇です  (2007-01-08)
山田洋次監督らしい、人間描写を中心に描いた時代劇です。真田広之演じる清兵衛もさることながら、なんといっても宮沢りえ演じる朋江に惹かれました。美しく聡明で男を立てながらも強く志も高い反面、清兵衛が無事に帰ったときには一気に泣き崩れるか弱さ。見終わった後も、ずっと心に残りました。殺陣シーンは、非常にリアルで緻密に描かれているのですが、これが、全編を通じて描かれている人間臭さをより強調し、いい効果が出ていると思いました。

原作と比するとどうなのでしょう?  (2006-12-28)
 これも藤沢作品の傑作と言われるだけあって、お話そのものは感動的だと思います。幕末の名も無い下級武士の質素かつ謙虚な生き様、はかない一生。この点では大変素晴らしい。
 ただし同時に感じたのは、いかなる良い原作も脚色ひとつでかなり変わってしまうのではないかということです。ストーリー自体は良いだけに、原作を読んだ人がこれを見たらどう思ったでしょうか。私の思うところでは、まず、真田さんの演技は良いとして台詞まわしが少々違うのではないかなと。もっとも東北弁の演技は難しいのだそうで、真田さんも相当努力されたであろうことは感じ取れたものの、やはりイントネーションや発音の仕方など違います。同郷者を応援するわけではないが柳葉敏郎さんのほうが良かったのでは? また、宮沢りえさんはミスキャストです。イメージに違和感(幕末の東北が舞台の話で、ハーフの女優さんを使いますかね?)があるのも然り、また「〜でがんす」などの台詞は見事なまでの「棒読み」でしたし、誰か東北出身の演技力ある若手新人でも充分見ごたえがあったのではと思いました。
 良い原作を良い作品に創り上げることの難しさを感じさせられた作品、とでも申しましょうか。

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