レトロ・アメリカを味わえる絶好の作品
(2007-10-20)
ギャツビーのことを考えると、とても物悲しい気分になります。この映画のロバート・レッドフォードの憂い顔が瞼に浮かんできます。グレイト・ギャツビーの良く知られた物語ですが、この映画の醸し出す雰囲気で覚えておられる方も多いでしょうね。レッドフォードは、ぴったりです。公開当時は、ファッションがとても話題になった映画です。それもあわせて、古い時代のアメリカを味わえる絶好の作品でしょう。何度でも見たくなります。一度は見ておきたい映画だと思います。
小説+アルファとしてお勧め
(2007-03-24)
村上春樹の新訳で注目のGreat Gatsbyですが、小説の方の出来が良すぎて、dvdの方は???
出演男性はギャツビー役のレッドフォードも、ニック役もスーツの着こなしが決まっていて素敵(ただし男性から見ると、8年間もディジーに一途に思いを捧げるのは馬鹿アホの一言。小説の方は5年間となっていて辛うじて違和感のない範囲に収まっている)
一方、出演女性はディジー役もジョーダン役も冴えませんねぇ。
思うに、小説の方は男性が読んでジーンとくるけど、映画の方は女性が見て(余りに女性にとって都合のいいストーリーの展開に)感動する、って感じじゃないでしょうか?
逆に言うと、小説の方は(村上春樹の新訳も含めて)女性にいまいち受けが良くない?んですね。
小説+αで感動したい人、英語の勉強をしている人、ハーレクインロマンスの好きな人にお勧めです。
1人の女性を想い続けた一途な男
(2006-09-29)
中西部からニューヨーク郊外のロングアイランドのウェスト・エッグに越してきた青年ニック。対岸のイースト・エッグには彼の従兄妹、デイジーが夫のトムと住んでおり、ニックはデイジーから隣に住む豪邸の主人、ギャツビーの噂を耳にする。ギャツビーは夜毎にパーティーを催すが、決して自分はパーティーに参加しないミステリアスな存在だった。・・・
1920年代の上流階級の享楽的な生活が、随所で再現されています。華麗なファッション、クラシックカー、豪邸、パーティーではしゃぐ若者達。トムの情婦のマーラの貧しい生活や、眼科の看板など、原作が見事に映像化されています。主人公ギャツビーを演じるレッドフォードは、ピンクのスーツもパリッと着こなしていて、惚れ惚れしてしまいます。ただ、彼のギャツビーは品が良くて、「過去に人を殺した」という類の怪しい噂がそぐわないような気がしました。台詞の「愚かで美しい女」という言葉がぴったりのミア・ファロー、愛人トムへの執念を感じさせたマートル役のカレン・ブラックなど、登場する俳優陣はそれぞれの人物像にぴったりのキャスティングだと思いました。
数年かけて富を手に入れたギャツビーは、本当はただ1人の女性を想い続けた一途な男。そんな彼を取り巻く世界はあまりにもだれていて、退廃的で、観ていて切なくなって憤りでさえこみあげてくる。それでも画面に釘付けになってしまったのは、数年ぶりの再会を果たすのに、気合を入れてセッティングしたり、まるで初めてデートをする少年のようにそわそわしたりする、ギャツビーの純情な一面のせいかも。まるで昼メロを観ているようにやりきれない気持ちが残る映画ですが、フィッツジェラルドの原作が上手く活かされている作品だと思います。
レッドフォードとミア・ファローの美しさにため息
(2006-09-29)
F・スコット・フィッツジェラルドの名作をフランシス・フォード・コッポラの脚本で映画化した作品。1920年代のアメリカの上流社会を再現した映像は見事。建物、ファッション、車と美しさに圧倒されます。そして、デイジーのテーマなどネルソン・リドルの音楽も印象的
ギャツビー(ロバート・レッドフォード)が戦争に行っている間に、大富豪のトムと結婚してしまうデイジー(ミア・ファロー)。デイジーに振り向いて欲しいギャツビーは、ありとあらゆる方法で成金になり、トムの隣に大邸宅を買って、毎晩パーティーを開く。デイジーの来るのを待って・・・
ただただ愛した人に振り向いて欲しいデイジーには純情なギャツビーに対し、結果的に冷淡なデイジー。初めて見たときには、やるせない思いがしたのですが。
ギャツビー、デイジー2人の美しさが抜群です。一度ご覧になることをお勧めします。