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エターナルサンシャイン DTSスペシャル・エディション お気に入りに追加
チャーリー・カウフマン
出版社・発売元:

ハピネット

媒体: DVD
ランキング: 3393
発売日: 2006-10-27
レビュー (Amazon.co.jp)
   前作『ヒューマンネイチュア』は成功とは言い難かった、監督ミシェル・ゴンドリー、脚本チャーリー・カウフマンのコンビによる2作目は、間違いなく傑作と断言したい。特定の記憶だけを消去する治療によって、別れた恋人クレメンタインが自分の記憶を消してしまったと知る主人公ジョエル。頭にきた彼は、自分もクレメンタインの記憶を消そうとするが、治療中によみがえる彼女との思い出が愛おしくなっていく…。
   脳にかぶせた機械をパソコンにつなぎ、記憶を除去していく治療がユニーク。施術中のジョエルの脳内では、現在から過去に向かって記憶が甦っていくのだが、恋人との別れから、出会いへと逆行する時間によって、彼は愛を再認識してしまうというわけ。消えていく記憶世界が斬新な映像で再現されるなか、必死に記憶除去を阻止しようとするジョエルの姿は、切なく胸に迫ってくる。ジョエル役のジム・キャリーも、これまでのキャリアで最高の演技かもしれない。映像にハマりまくった選曲や、かわいいアイテムの数々、サブキャラの物語など見どころを散りばめつつ、「記憶除去」という突飛な設定を、これだけピュアなラブストーリーに仕立てた監督&脚本家の手腕には頭が下がる。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

斬新な脚本  (2008-04-12)
"ジム・キャリー" の "ラブ・ロマンス" と聞くと、
"コメディタッチな軽いラブ・ストーリー" というイメージを
持ってしまいがちですが、本作品は全くの別物です。

映画の核となっているテーマは「記憶の消去」。
主人公が恋人とのつらい過去を忘れるために
記憶を消去しようと決意するのですが、
機械で消去処理中に、脳内で繰り広げられる
過去の記憶の再生、それに伴う非現実的な映像、
記憶を消されまいと記憶の中で逃げ回る葛藤が、
実に斬新で楽しめます。
また、ジム・キャリーは、いつものひょうきんぶりを
完全に封印し、純粋に役者としての見事な演技を見せています。

脚本は、『マルコヴィッチの穴』、『アダプテーション』で
すでに定評のあるチャーリー・カウフマン。
本作品では、念願のアカデミー賞脚本賞を受賞しています。

Internet Movie Databaseのランキングは、本日付けで51位。
客観的な指標を見ても、世界中の人々から非常に高い評価が
得られている映画だということがわかります。

非現実的なシーンが長すぎ  (2008-01-02)
ジョエル(ジム・キャリー)は、別れた恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)が、じぶんの記憶を消してしまったことを知り、じぶんもまたクレメンタインの記憶を消そうとするのだけれど、除去手術中、薄れゆく彼女との楽しかった記憶や辛かった思い出さえも愛おしく思えて来、「この記憶だけは消さないでくれ」と叫ぶのだが・・・。

ある特定の記憶だけを消せるとかいう未来的な話のわりには、除去手術で使われるパソコンに繋がれた、ジョエルの被るまるでヘルメットみたいなのが、あまりにクラッシックで笑える。

シンプルなラブストーリーを期待していたためか、ストーリーの流れを理解してゆくのに疲れてしまった。
記憶を除去されてゆくジョエルの、記憶の大切さに気づき抵抗しもがく様、彼女との回想シーンなどが切ないのだけれど、非現実的なシーンが長すぎるのだ。

まじめで内向的な男を演じたジム・キャリー。奔放で衝動的、派手な髪色をしたケイト・ウィンスレット。ふたりの今までとは違った感じの役柄を見れたところはよかったが。

そうそう。記憶除去を行う病院に勤めるメアリー(キルステン・ダンスト)が、綺麗だなーと思っていたら、このひと、「マリー・アントワネット」を演じたひとなのね。

運命  (2007-12-20)
互いの記憶を消去してもまた好きになる・・・。
結局、彼らが運命の赤い糸で結ばれていた証拠ですね。
非常に羨ましい限り。
映像の美しさもさることながら、内容がユニークかつセンチメンタル。
ジムとケイトの演技が、漫画チックな物語を大人のラブストーリーに
スケールアップさせている。
どの場面もフォーカスしたくなるほどの秀逸な作品です。

愛し合う二人の日常は、きっと輝いている  (2007-11-19)
ある男性と女性が、同じ頃、違う場所でこの映画を見ていた。
男性はこの映画を、主人公の男女が「最後はうまくいきますように」と祈るように見た。
女性はこの映画を、男性目線で描かれた身勝手な物語だと感じた。
実はこの男性と女性、以前付き合っていた恋人同士だった。けれど、この映画に出てくる男女と似たような別れ方をした後、違う場所で同じ映画を見ていたのだ。お互いの姿を思い浮かべながら。

今日も世界のどこかできっと、男と女がこの映画に出てくるような別れ方をしている。誰にでも経験のある別れ方。ごくごく平凡な別れ方。だけど、人はその時初めて気付く。よくある別れ方をしてしまったあの人は、世界で一人しかいない人であったことを。自分にとって大切なかけがえのない人であったことを。そして、失ったものの大きさと楽しかった過去の思い出を反芻しながら、目を閉じ、強くこう願うのだ。

「あの頃に戻れ。あの日に戻れ。」

だけど時間は決して戻らない。そして人は、自分が犯してしまった過ちに気付く。じゃあどうするか。引きずるか。もう一度やり直すか。それとも、忘れるか。
こんな思いをしたことのある人に是非見て欲しい映画。もしかしたらキュンとなるかもしれないし、ブルーになるしれない。
冒頭に出てきた二人は…。この映画を見た後、男性が「やり直そう」と言ったが、女性は、引きずりながら前に進む事を選んだ。つまり、結局やり直すことなく終わった。
できれば、恋人同士で見て欲しい。何でもない日常が、実はキラキラと輝いている事に気付くことができます。

望みが現実になったら…  (2007-11-02)
とても悲しい別れがあった時、
「何もかも消してしまいたい」
と思うことがある。

でも、実際そうなった時、本当に自分はそれを望むのだろうか…。
この映画を見ながら、ふと考えてしまいました。

記憶と現実が交互に出てくるストーリーは、少々複雑で、
理解するまで時間が掛かりました。
(実際、もう一度見直しました)
私のように、ほとんど情報を得ないで見る人は、
始めは混乱するかもしれません。

でも、主役二人(ジム・キャリー、ケイト・ウインスレット)が素晴らしかった。
登場人物として、彼らが俳優という意識をすることなく、
入り込めて見ることが出来ました。

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