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2008/10/16 06:00:45 現在
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好きだ、 お気に入りに追加

出版社・発売元:

レントラックジャパン

媒体: DVD
ランキング: 4081
発売日: 2006-09-22
レビュー (Amazon.co.jp)
   17歳から34歳へ…。あるカップルの17年越しの想いを繊細に切りとった一作。主人公のユウとヨースケを、高校時代が宮崎あおいと瑛太、17年後を永作博美と西島秀俊が演じ、違和感のない完璧なキャスティングだ。川辺でギターを弾く同級生のヨースケに、高まる想いを打ち明けらずにいるユウ。一方、ヨースケもユウの存在を忘れられないまま大人になり、17年後、ふたりは再会を果たす。
   本当に好きになった人には「好きだ」の一言が言えない。本作は、そんな誰もが経験したであろう切ない想いを、リリカルな映像で紡いでいく。石川寛監督は脚本を用意せず、設定だけキャストに与えて自由に演じさせるというスタイル。その分、ぎこちなさも感じられが、生身の人間のリアルな反応を発見することができ、新鮮な映像体験を味わえるはず。4人の俳優の“素”の表情を観られるのが貴重だ。ヨースケが川辺で弾き続ける同じメロディが、ふたりの17年間をつなぎ、いつまでも耳に残って離れない。まるでタイトルの「、」のような余韻で…。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

宮崎あおい⇒永作博美。なるほど。  (2008-09-27)
舞台は片田舎(?)ののんびりとした感じの水門がある町(瑛太も宮崎あおいも制服が良く似合う)。作品上説明は無いが幼馴染か何かの二人と、その間にちょっと大人の女性として入り込む
宮崎あおいのお姉さんの関係が微妙な距離感で描かれる前半。なんのことなく繰り返されるギターのフレーズがストーリーにうまく絡み合っていく。

後半、時が17年飛んで、舞台が牧歌的な水門のある町から東京にうつり、瑛太が西島秀俊に、宮アあおいが永作博美になる。うっかり見た『世界の中心で愛を叫ぶ』で唯一すごいと思ったのが森山未来が成長して大沢たかおになるというキャスティングだったが、宮崎あおい(17歳の役)→永作博美(34歳の役)というのはそれに次ぐものを感じた(瑛太→西島もなかなか悪くない)。
そんな瑣末なことだけではなく作品として良いのでお時間があればぜひ見ていただきたい。

リアル感のある映画  (2008-09-20)
出演者それぞれの演技力が高いことが伝わってくる作品。

台本が無いという状況が創り出した超自然体の人間関係が伝わってくる。

恋愛映画にありがちな、やらせっぽさが無い純粋な作品だと思う。

一見の価値がある、見て損のない映画です。

せつねー。  (2008-08-10)
せつなっくないっスかこれ。と思える青春時代を送ってきたかどうか、そんだけ。
あんなの理想だよ、とか美化された過去として捉える人は、まあそんな人生ってことか。
女優二人が10代と30代を好演。素晴らしい。ニシジマヒデトシはなんかイヤラシイ感じが逆にリアルだった。男って・・・と反省したのはボクだけですか。

「好きだ、」
この苦しくなるようなせつなさだけでいい。見る価値あり。
確かにラストのギターはどこまでも透き通って響きました。手法はベタだけど。

涙が止まらない映画  (2008-05-28)
とても淡々と、静かに進む映画です。
宮崎あおいと瑛太の若々しい、素直な演技はとても好感が持てます。
多感な17才、思春期の女の子の微妙な気持ち
好きだ、と言えず、もどかしい距離をもてあましている気持ちを
宮崎あおいは絶妙に演じています。

大人になってからの二人を演じている西島秀俊と永作博美もよかったです。
相変わらず踏み込めない二人、
年をとって変わらない部分と変わった部分をうまく表現しています。

エンディングでヨウスケが一生懸命練習していた曲のフルバージョンが流れたときには
涙が止まりませんでした。

モノローグ  (2008-05-16)
大きな事件もなく、ただ涼やかに淡々と進む映画。
そして西島秀俊さんのつぶやき、
けだるい「モノローグ」が大好きなので、とてもよかった。
彼の甲高いような、低いような、それでいて落ち着いている、
神経を逆さに撫でることは決してない「声」は、
なにものに替えがたい才能だと思う。

「声」というのは私にとって、
大切な部分を一気に覆ってしまうぐらい強い魅力をもっているもの。
西島秀俊さんの声を聞くと、
ふとそれがテレビのザッピングの最中であっても、
手が止まってしまう。
顔も佇まいも、私の好みではないのに。
なのにするりと胸のうちに入ってくるような演技をしている、不思議な人だ。

この映画で何より良かったのは、
西島さん扮するヨースケが34歳になり、
宮アあおいさん扮する17歳のユウから、
「語り」をバトンタッチしてから以降の流れ。
永作博美さんになったユウは、あの頃みたいに17歳特有の
「なんかわかんないんだけどちょっといらいらするんだもん」
っていうような無法ないじわるさを持っているわけでもなく、
お酒の嗜好も何度か変遷があり、
ウィスキーは「半周回ってきた」ような、
落ち着いて傷つきやすい34歳の女性になっている。
ヨースケも、朴訥なだけの表面的な若さをすっきり削ぎ落としていて、
酸いも甘いも上手にかみ分けている「男」になっている。
そんなあたたかい大人になった二人が、
出会って、再会して間もないけれど、
相手を「既に」失いたくないと感じる、
いとおしいというよりも、慈しみあっているような、
その切れそうな雰囲気がとてもよかった。

ああ、恋愛って、本来こういうものなんだな、と素直に思える映画だった。

間の取り方がバランスが悪くときどき、
観ている集中力が途切れそうになる場所もあったが、
そんな不恰好さも胸に沁みる、いい映画だった。

最後に。二人が並んで歩き雪を踏みしめる音が響いて、
見終わってからもそれがずっと続いているような感覚になる。

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