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2008/10/14 05:39:27 現在
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ヒストリー・オブ・バイオレンス お気に入りに追加
ジョシュ・オルソン
出版社・発売元:

日活

媒体: DVD
ランキング: 17158
発売日: 2006-09-08
レビュー (Amazon.co.jp)
   デイヴィッド・クローネンバーグ監督が、グラフィック・ノベル(コミック)を原作に描くバイオレンス・サスペンス。ダイナーを営むトムは、店の客に銃で脅されるが、相手の隙をついて銃を奪い、殺してしまう。正当防衛で町のヒーローになったトムだが、彼の過去を知っているという謎の男が現れ…。妻と2人の子どもと幸せに暮らしていたトムの過去が、ゆっくり明らかになっていく。
   クローネンバーグは、それまでの奇怪なテイストを極力抑え、要所の暴力描写のみにグロさを凝縮させる。本筋以外にもタイトルの「バイオレンス」を追求したシーンが多く、たとえば階段での夫婦の殴り合いがセックスへ発展し、いじめられっ子の長男が逆ギレして相手を倒すなど、暴力が人間の本能に深く絡みついていることがあぶり出される。暴力シーンによっては、妙にスカッとしてしまう部分もあり、観る者の暴力への欲求を試しているのかもしれない。キャストはそろって好演。とくに静かな狂気を微妙な表情でみせるヴィゴ・モーテンセンは、高く評価されるべき。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

脚本がねぇ…  (2008-02-15)
主役のヴィゴ・モーテンセンは、どこをどう切っても善人にしか見えないんだけどねぇ
善人面してるって意味じゃないので、あしからず。
3年前の回想シーンでも入れてくれてたらなぁ…
もっと良い映画になってた気がします。
エド・ハリスの怪演をもってしても☆3つ。

ヴィゴはいい演技していたようだが  (2007-11-28)
誉め讃える人あれば、けなす人ありって物だと思います。
前半は快調に飛ばして登場人物の魅力も出ているのに、後半ヤッツケで事態が展開していくのは惜しい。夫婦関係が描ききれていないし、兄弟の確執も分りづらい上関係の終わり方も軽く失笑。ポイントになりそうな息子の存在も中途半端で、いや全てが中途半端で描ききれていない気がします。

監督、楽しんでいます  (2007-11-19)
クローネンバーグ監督初の家族映画ということながら、結局彼は自分の好きなことを楽しそうにやられています。
DVDの特典には、消去したシーンをわざわざ編集し完成したものを入れております。
これはもう間違いなく、クローネンバーグ・ファンへのサービスであり、余裕でもあります。
あのシーンは確かに、この作品としては不必要かもしれませんが、クローネンバーグ作品として捉えれば、ファンならばニヤリとできるものでした。

この作品は、決して重い作品ではなく、この監督らしい家族愛の描き方であり、
これは実にハッピーエンドの物語だと思います。
人間が誰でも心の奥に持っている狂気性を表面的にわかりやすい暴力に置き換え、
映像上誰もがわかりやすいバイオレンスシーンで表現していますが、
実はどこにでもある一般家庭の日常と代わりません。
クローネンバーグ監督のクスクス笑いが聞こえてきそうな傑作でした。

人は野蛮をもとめるもの。  (2007-11-16)
堅気になった元ヤクザが組織に狙われ、愛する妻子を守るために再び銃を手に取る、といったよくあるプロットなのに、話の練りこみ方が非常に巧みで脱帽しました。男の正体は何だ、ギャングとはどういう関係なのか、と考える余裕を与えず、ひたすら剣呑な雰囲気に陰惨な暴力描写が織り込まれます。
面白いのは、この手の映画には必ず「復讐は意味がない」とか「暴力はダメ、ゼッタイ」といった凡俗なメッセージが込められるはずなのに、そういったものを全部すっ飛ばし、逆に暴力によって変革を余儀なくされる世界に重点を当てていることです。マンネリ気味だった妻との危険なセックス、腑抜けだった長男が暴力とそれに伴う責任を認識するくだり、正義の象徴である保安官が無力な標識でしかなかったという事実、などは暴力=悪という陳腐な定式を超えて印象的です。

そして、「普通の」生活から外れ、野蛮の世界を知ってしまった家族の複雑さはカタルシス皆無のラストに象徴されていると思います。

もうひとひねりあれば・・・。  (2007-09-28)
過激な暴力シーンに飢えてるわけでありませんが、いざと言う時に人一倍の強さをもっていると言う設定の主人公はやはりカッコイイ!憧れます。

主役のヴィゴ・モーテンセンは生真面目な実業家トムと、ギャングにも一目置かれる殺し屋ジョーイの両者を見事に上手く演じてると思います。

ただ、2者を演じなければいけなかった理由にもうひとひねりを加えたドラマを見たかった。退屈するようなことは無く最後まで楽しめましたが、ストーリー的にはちょっと単調なところが惜しいと感じた映画です。

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