アニプレックス
ジャーナリストの視線 (2006-12-06) Vol.1では物語の導入部分、白州冴子のシーダック帯同取材と赤城圭一の「アジアの小国」での現地取材を同時並行的に描く。 「FLAG」奪回のために編成された国連軍特殊部隊「SDC(シーダック)」と同部隊に帯同取材する日本人女性ジャーナリストの目を通して21世紀を悪い意味で彩るであろう地域紛争を内面からえぐる良品大人アニメーション。 たかが旗一枚に命をかけるなんてズレたロマンのようだが、裏を返せばそういう精神性に頼るよりもはや事態収拾の糸口はないのである。 まさにドロ沼とよぶにふさわしい内戦状態である。 前振りとなる「FLAG」誕生のエピソードで大半の男性(特に少年の心が多く残っている方)は心をわしづかみにされるであろう。 無理すぎず、かといって地味すぎもしない「FLAG」誕生のエピソードである。 あくまでドンパチは二義的であるというこだわりが大人チックで素晴らしい。 むろんドンパチ至上主義みたいな作品は嫌いではないのだが、やや食傷気味であったことも事実であり、そういう個人的な背景がこの作品との出会いを幸福なものにしたのかもしれない。 好みは分かれるであろうが、メカもの・ミリタリーものが好きな人にはたまらない作品であろう。 その他に気がついた点は、 1. 省力化を図ると同時にそれが不自然にならないように計算された構図・構成であること。 2. 後日、白州冴子から託されたデータ・メディアをPCで開いているという設定が斬新。 3. 酒場に入店する際もカメラを回し続ける赤城圭一のプロ根性には参りました。 4. 各種カメラのインジケーターがやけにカッコイイこと。 5. コミカライズ版を熱く希望する。 6. センスが良い。