作品全体としてはイマイチですけどね。
(2008-10-02)
作品全体を見ると歪さが目立つ作品です。
私がこの作品で唯一好きなシナリオがアスランの脱走を助けるメイリンの、ある意味始まりとも言えるデスティニー本編の36話にあたる話。
存在としてはアスランのファンに近かったメイリン。アスランへの好意が起因になっての意外な行動は、彼女への印象を全く別のものにしてしまう程強烈なものでした。
元々、アスランとメイリンは身近に驚く程優秀な人間が居た事で自分の能力に認識が足りない部分があったのだと思います。メイリンの本来の力を引き出したのがアスランであるという事に、因果を感じさせられました。
スペシャルエディションの中でも、この巻は見せ場も多く楽しめます。デスティニーは簡単に切り捨ててしまうには惜しいシナリオも数多くありますよ。
スペシャルとは名ばかりの駄作
(2008-03-14)
早々にキラやラクスらA.エンジェルのメンバーを登場させたばかりにストーリーに一貫性がなくなった。
主人公はシンであるはずだが、彼らの描写よりも前作のメンバーの方が優遇されている。
スーパーコーディネータであるキラの登場がシンの存在を薄くさせ、危うくさせることに製作者は気づいてほしかった。
(もしかすると、多くの関係者は気がついていたかもしれないが、権力ある監督(夫)や脚本家(妻)に言えなかっただけか)
前作との関わりを強調するのであれば、最初から2部構想なり3部構想なり、しっかりとした土台を作ってから挑むべきである。
しっかりとした土台がないまま作品を作ると、前作を見たファンのイメージとのギャップが大きくなり、失敗することは目に見えている。
このアニメは製作が遅れているにもかかわらず、放映してしまったというのも大きな問題だろう。
時間に追われた中で満足のいく作品が出来上がるはずもなく、この後の展開は過去の回想だらけという、とんでもなくつまらないものになった。
製作者サイドは自転車操業のようなことはせず、作品として完成させた上でミステイクなどの指摘ができる余裕がほしかった。
この作品は「前作が売れたからといって安易に続編を作ると失敗する」という典型的な例である。
何か作品を作るときにはその根幹をはっきりとさせ明確な筋道を作り、常にそれを意識しながら進めていただきたいものだ。
この作品は、目的地をはっきりさせない旅行のようなもので、常にこっちにフラフラ、あっちにフラフラしている。
自分で楽しむだけならそれでいいかもしれないが、あくまで商業なのだから、目的地とそこへ辿り着くための地図は用意するべきだ。
私は良い作品だと思います。
(2007-12-05)
たしかにSEEDDESTINYシリーズは今までのガンダムからしたら物足りなさがあるが、戦争の裏を軽薄だがわかりやすく描いている。武器商人が裏でうごめいている、怒りや洗脳で戦っている兵士もいるなど、アニメで知れるのは稀ではないかと思う。
みんなが皆ガンダムファンというわけではないのだから、そういう人たちの否定意見ばかりを参考にしないで、気になる人は一度見てほしいと思う。
この作品の一番のミスはやはり
ガンダムというプレッシャーのあるブランドに乗せてしまったことなのかな。
お金がもったいない
(2007-07-30)
新作カットはやっぱり少ないし総集編と言ってもかなり継ぎ接ぎになってるし・・。アスランはどこまで自分勝手なんだよ。シンにやたらと辛く当たる(もちろん彼にも問題はあるけど)、女難で誰に対してもハッキリしない態度、せっかく処分無しで復隊させてもらったのにまた脱走とすっげー駄目人間じゃん。レジェンドが強奪されなかっただけマシか。
行き着く所は、
(2007-05-29)
私は、ファースト、ガンダムの世代です。それと、第一次湾岸戦争の後始末にも、行った兵士の一人でも、あります。その視点から言っても、この作品のストーリー通り極端な話し、行き着く所はここなんだと思ってる一人です。ファースト、ガンダムもそうですが、ストーリーと登場キャラの人物性を、見て行かなければ始まらない奥深い作品!上辺面だけで見て欲しくない。
実際、闇商人なる者の存在、革命、ナチズム、政治的陰謀、戦地での兵士の想い葛藤、仲間、奇跡、命の大切さ、甘さ、自由、束縛。人間性の在り方を、観てもらいたい。メカだけでなく。