娯楽映画として退屈なんかさせません
(2008-07-14)
経歴が様々な若者7人がすんなり面接に合格し、面接を担当する店長がうまく言いくるめて集めた保証金を持ち逃げしてしまう。元々はバーだった店を乗っ取って営業していた店長がいなくなると、残されたのは保証金を騙された若者7人に改装費と称して金を盗られた元のバーのオーナーとその娘だけ。オーナーの提案で全くの素人がホストになり、自分たちのホストクラブを開店させることになります。想像の中のホストのイメージで、見よう見真似でホストクラブを始めただけに、前途多難のドタバタ劇。イケメン小栗旬でもお客さんの前ではダメ出しされまくり。7人それぞれの苦い過去や前職の体験を思い出したり、ホストクラブで働きはじめたことによって過去のトラウマを克服し始めます。そしてオーナーの娘が高額な手術代が必要な重病だと知った7人。協力してどうやって手術代を工面するのか。複雑な人間模様と展開の早さで退屈することがありませんでした。想像もできなかった最後のどんでん返しもね。
丁寧に作りこんだ作品、期待したよりいい内容です
(2007-04-21)
詐欺、ホスト、金・・・こんな生々しい題材を、一つのおとぎ話風のストーリーに仕上げたという点が、この作品のさりげなく良いトコロ。適度にありえない設定が「ホストクラブの青春ストーリー」という題材が持つ違和感を、程よく薄めてくれています。ややもすると安っぽく聞こえてしまう映画タイトルに反して、丁寧に作られた良作。
日本では珍しい味のある作品
(2007-02-23)
小栗旬をはじめとする主人公たちのひたむきさ、前向きさが全体に良くあらわれ、さわやかさが全体を包んでいながらも、何かあると予感させ、なんとなく予想はしていましが、ラストのドンデン返しはそれまでのさわやか系な内容の反動せいでかあまりに強烈で印象に残りました。本来は後味としてはあまり良くない筈ですが、全体のムードの良さのせいか、ラストの落ちとしてのインパクトはあっても、観た後そう疲れることのない日本では珍しい味のある作品と思いました。