つまらん!
(2008-06-07)
ふざけんじゃねーぞー!
完全に客を置いてけぼりにした、ナメんじゃねーぞー
的自己満足作品。温厚な私が久々に熱くなりました。
クソ監督一発なぐらせろ。
私小説と「青白い炎」と
(2008-02-19)
これを見て思い出す小説があって、
ナボコフの「青白い炎」なんです。
両方とも、少なくとも「偏執狂」とか「妄想肥大」というような点では似ていますからね。この映画では、喰いモンに対する偏執、三面記事や民俗学および吉本隆明といった文学的偏執、軍事に対する偏執がこれでもかこれでもかと押し出され、
それを支える妙にチープな映像、そして「全員知り合い」というキャスト。
ここから浮かび上がるもの、それは何と言っても押井監督個人です(強調しよう、個人!です!)。
「青白い炎」でも、やっぱり作者個人が浮かび上がってきますからねえ。
気宇壮大なようで実はミニマル、だまし絵的私小説、
そんな映画ってわけです。だから、
「ライフワーク」という表現は嘘じゃありません。
ここまで理解するのに相当時間はかかりましたが。
立喰師の凄さが伝わってこない
(2007-11-20)
立喰師とは――それは、己の全知全能を懸けて言葉巧みに無銭飲食を繰り返し、飲食店主たちを震撼させる流浪の仕業師たち。
らしいんだけど、なぜこうも簡単に店主たちは心を打たれ無銭飲食
を許してしまったのか。見ていてサッパリでした
「なるほどっ!」と唸らせる立喰師vs店主の攻防戦
を期待していたのですが残念です
取りあえず日本の戦後史だ!!
(2007-10-22)
ものすごいウンチクの羅列の映画です。
等々と語り続ける山寺宏一さんの職人芸が心地よい!!
キャラクター的には銀二とお銀さんが最強で二人の出番が終ると急に眠りが襲ってきますが気にしないw
二度三度見ていると心地よい快感になり中毒症状を起こしてきますw
じっくり見ていると誰もが一つ「言われてみればそうか!!」と気づく事があるでしょう。
万人向けじゃないのでお勧めしません。よって星3つです。
押井好きには気持ちイイんだけど
(2007-04-06)
過去の押井作品に度々さりげなく登場していた立喰師、説教や泣きなど様々な手法を用いて無銭飲食を常道とするその道のプロ達を主役として成立させた映画。
レトリックが多く、というより映画そのものがレトリックに縁取られることによって構成されており、延々と語られるナレーションの情報量の洪水は押井ファンにとっては気持ちのいいものであるが、ファン以外の人にはちょっと抵抗感のあるものかもしれません。
一緒に見ていた嫁は途中で寝てしまいました。笑
「紅い眼鏡」の月見の銀二、「御先祖様万々歳!」の哭きの犬丸(この犬丸のくだりは台詞の展開もほぼ一緒)、「犬狼伝説」の冷しタヌキの政(やはり撲殺されますが)など、その他かつて名前だけは様々な作品で登場していた立喰師たちのその詳細を戦後昭和史とともに語る、ある意味で押井作品における一種のキャラクタースターシステムによって創られた映画であり、やはり「知っている」人はニヤニヤするけど一般受けはキツイかなあと。
写真によるアニメーションのため、あえて役者等を極力使わないキャスティングはツボに来ました。牛丼の牛五郎役の樋口真嗣(本業:映画監督)、ハンバーガーの哲役の川井憲次(本業:作曲家)はハマリ過ぎです。中辛のサブ役の河森正治(本業:メカデザイナー)に至っては国籍不明のインド人っぽい人という設定で爆笑しました。素の顔が既に国籍不明っぽい人だし。チュカラ!チュカラ!笑
あとあえていえば盟友・伊藤和典のクリーミーマミをパロったクレープのマミも見たかった。