人間ドラマ+ノワール派向け。
(2008-08-27)
種死のサイドストーリー。
尺がかなり短く端折り感は否めないため、視聴者が「どこに重きを置いて見るか」で評価がバッサリ別れそうな内容。
まず、新機体が多数登場する点やゲーム・ガンプラなどから入ったMS戦を期待して見ると「これで終わり?」と正直やや肩すかし。逆に、種死の裏側から想像されるエグい部分や、登場人物の心理描写のレベルについては、かつて主人公ほったらかしで超人どもによって好き勝手に蹂躙された原作を遥かにしのいでいると言い切れる。
生体CPU、エクステンデッド、ファントムペインといった地球軍特殊部隊では初の生還者となったスウェンには、血塗られた過去と決別して真底幸せになって欲しいところである。この心境は非常に思い入れのあった、シンを見ていた時のそれに近いのが皮肉極まりない。
一方「これで終わり?」と書いたMS戦だが要所要所でしっかり意味あるものとして挿入され、尺のなさを補うかのようなスピーディな演出は非常に上手いと感じた。特殊装備をフル活用したアクロバティックなワイヤーアクションを披露してみたかと思えば、決してASTRAYのようにその場のノリで解決するような何でもアリ路線でもなく。ガンダムタイプの僚機であろうと情け容赦なく撃破されてみたり、主役自らヨゴレをやってみたり「小さな戦争」として気の抜けない仕上がり。スターゲイザーを除けば実際は全て既存の機体とその発展機だが、ストライクノワールは言うまでもないとして、全体的に新しい魅力を引き出した点も評価したい。
ところで、SEED世界における「ガンダム」の定義とは「モビルスーツ制御OSの一種」であり、いわゆる「ガンダムフェイス」をした機体全てを含むわけではないのだが、「OS」「ガンダムフェイス」ともに各勢力に溢れている点には以前から疑問を感じていた。
無論、身も蓋もないことを言ってしまえば「宣伝・販売促進」のためであるのは言うまでもないのだが、逆にこの意図をどうやって作品世界にフィードバックさせているのだろうか?
本作終盤、星間探査機が特殊部隊のエース機とやりあっている構図を見て、平成ガンダムのトリといえる「ガンダム同士の戦い」もここまで来てしまうとな……と正直思ったのがそのキッカケで、そんなことも色々考えることができた。
一言が重い
(2008-08-15)
SEED運命のスピンオフ作品でありながら、
中身は本家のヒーローチックな子供向け作品とは真逆。
この作品は戦争の悲惨さ、人の死の重みを繊細に、そしてリアルに描いている。
エド、ミューディー、コーザ、その他多くの命が尽きる場面が多々あるが、
個人的に印象に残ったのは、スウェンが命ぜられた難民キャンプのテロリスト一掃作戦。
僚機と共に難民キャンプに着いたスウェンだがその目の前にいるのは、
テロリストとは思えないただ精一杯生きている人々
(勿論テロリストも一握りはいただろうが)
スウェンは邂逅を経て僚機に命じる。
「・・・撃て・・・」
その後の描写は悲惨な光景である。
今作戦を命じた時の将校(?)とスウェンの会話も印象的、、、
つまりなにが言いたいか?
今作は悲惨な戦禍を包み隠さず、気取らず現実的に描いている。
だからこそ!
一言一言が重い!!
っということ。
今作はSEED運命のスタンスを期待して観る人にはお薦めできない。
(それほどいないだろうが)
だがそれ以外の人なら、たとえガンダムを知らなくても、
アニメを観ないような人でも、是非一度は観賞することをお薦めする。
洋画もアニメも受動的なもので何を感じるかは人それぞれだが、
人間的な感情のある人が今作を観たなら、必ず少しでも何かを感じ取ることができる。
そんな作品。
ヤバイ
(2008-05-18)
ヤバイくらいに良い。夢を追い、感情のメリハリがある女性研究員と夢も感情も失った男性パイロットの対比が良かった。特に最後の、悪いことばかりじゃなかったという感じのパイロットの回想に感動した。主題歌も作品の雰囲気にピッタリだと思う。
素晴らしい作品
(2008-05-05)
この作品は素晴らしいです。
クライマックスはマジで感動しました。
僕はseedは好きですが、destinyは、かなり勿体無い感じがしてたので(機体はカッコいいのにストーリーのせいで台無しになってたりとか)
この作品は本当にありがたく、嬉しかったです。
destinyでは感じれなかった、戦争の悲惨さ、残酷さ、やりきれない気持ちなどを感じれました。機体のカッコよさも表現出来てたと思います。
音楽もとてもいいです。
強いて言うなら、ラストのその後の話をしてほしかったです。
まだみてない方は是非みてほしいです。
これを見てないなんて人生の半分を損してますよ(笑)
確かに萌え要素はありませんが、セレーネはとても魅力のある女性です。
惜しいと思う作品
(2008-03-15)
時間がもう少しあれば、と思わずにはいられない作品だと思いました。
SEED関係は大きく評価が分かれる部分ではありますがこの作品はお勧めです。
MSが兵器らしく書かれているので楽しめました。