悪党どもの宴、ハードボイルドの極み
(2006-12-26)
サンデーGX連載・広江 礼威原作の
「BLACK LAGOON」TVアニメ第1〜2話を収録したDVDです。
裏社会にはびこる悪党による悪党のための
夢の都市・ロアナプラを舞台にしたハードボイルドアクションが本作。
(※タイにある架空の都市という設定です。)
旭日重工・資材部東南アジア課の商社マン・岡島緑郎は機密ディスクを運ぶ任務中、
海賊まがいの運び屋「ラグーン商会」に拉致され、ディスクを奪われてしまう。
奪ったディスクと彼を餌に朝日重工へ身代金を要求するラグーン商会(というかレヴィ)だったが・・・?
放送禁止スレスレの罵詈雑言、ヤリたい放題欲望のままに突っ走野郎ども、
治安も秩序も問答無用の大胆過激な演出が光ります。
裏社会の悪党の有り様や、刃物や銃器でのドンパチ描写が大好きな方には堪らない作品です。
また、日本とロアナプラ。社会体制や治安の状態とは間逆にある仁義、人情の存在感は
本当の悪党はどっちなのか?と考えさせられる点が多々あります。
今ある自分に見切りを付ける彼の姿は義務感より自分で決めた意思で動く力強さを放っており、
縛られて生きてきたサラリーマンを脱却した彼の魅せるタフガイぶりと無謀な作戦に圧倒されます。
(人間って絶望的状況でも案外しぶといんですね・・・。)
フィクションとリアルの狭間で二つをうまく混在させているので、
この地上のどこかで起きていそうな現実味も兼ね合わせており、見ごたえ充分です。
う〜ん、さすが!!
(2006-11-30)
痛快、豪快、爽快な、はちゃめちゃガンアクション!!銃弾飛び交い、跳弾跳ね回り、火花弾け飛び、血しぶき飛び散り、ガシガシ人が死にまくる。ボク的にはこんなタイプの作品は嫌いなはずだったんだけど、なんだか不思議なことにこれはむちゃくちゃ面白い。思わず見入ってしまって、何度も見ても飽きない。イっちゃった魅力的なキャラクター、イっちゃったハードな展開、イっちゃった何でもありな世界。今の日本で、実写を含めてもここまで徹底して娯楽性を追及したアクションエンターテイメント作品はなかなお目にかかれない。ほんと、ハリウッド並み、いいやそれ以上いってるでしょう。しかも景山の家庭がダレた息子に帰らない娘と中流上のお決まりな家庭であるのがまた面白い。
おそらくこんなエンターテイメント作品に対してお堅い教育家のお歴々が眉をひそめるところはここなんだろうけど、やってることははげしいバイオレンスで、ドロドロしてて血なまぐさいんだけど見た後なんだか快さが残るんだよねぇ。そんなハリウッド的な快感がこの作品にはある。これを支えてるのはズバリ、画のクオリティーとよく動く動画と見事な演出。さすがはマッドハウスというべきだね。しかしねぇ、「ストパニ」や「夢使い」とかを見た後だったんでマッドハウスにはちっと失望してたんだよ。ラインが違うのかわからないけど、クオリティーがまったく違う。「ストパニ」なんかは、あまりに動かない画と多用される口パクにうっすらと手塚治虫の亡霊を見てしまった。アニメ見たるものスタジオブランドに頼りきって作品選びをするんじゃなくて、個々の作品をちゃんとチェックしてこそってコトを痛感したよ。これだっ、という作品に出会うのは簡単じゃないなぁ。でも、食わず嫌いをせずにこつこつチェックしてるとこんな掘り出し物に出会える、これがアニメ見の醍醐味さ。
残念・・・
(2006-08-16)
ダメダメです。せっかくの作品が実に勿体無いです。
先ずはキャストがいけない。
特にレヴィとバラライカ。原作のイメージが崩壊しました。
別に豊口めぐみさんと小山茉美さんが嫌いなわけではありませんが、原作で持っていたキャラのイメージに対して迫力不足?的な感じを受けました。
もう少し声にドスのきいた感じの方をキャスティングしてほしかった。
続いて、スピード感がない。
もっとカッコいい作品のはずなのにいまひとつパッとしないのはキャストの迫力不足に加えて展開の遅さが原因と思います。
ガンガン台詞を吐いてガンガン銃を撃ちまくって突き進んでいく。そういった勢いが足りないのではないでしょうか。
私自身、アニメ版はまだこの1巻しか見ていないのですが、次巻の出来次第では購入をやめる方針です。
バイオレンスじゃないか(喜)
(2006-07-10)
単刀直入に言う。
変態だと思われようとこの手のB級アクションは堪らなく好きだな。
敵の大尉のクズっぷりが最高!
やべぇ。酩酊状態に。
それに負けずに主人公が口が悪く、「ク●」だの、「イ●ポ」だの、自分勝手で最低な事。
でも、ここまで来ると逆に清々しい。
悪対悪の対決! やっぱ、こーいうのはイイよぉ!
バンバン、血を流してくれ!
ともかくタルい
(2006-06-29)
原作FANで放送前から期待していましたが、演出が全体的にタルい!というのが感想。原作がハリウッド映画だとしたら、アニメはフランス映画か?好みの別れるところだとは思いますが…。
第2話が特に冒頭から最後までダルダルで、15分くらいで終わる内容を、無理矢理30分に伸ばした感じ。第1話の出来が良かっただけに、勿体なかった。
エンディングも毎回暗くて、まるで八つ墓村みたいでセンス悪いと思います。2ndの双子のエンディングは良かったのになぁ…
声優の配役センスも、良いんだか悪いんだか微妙な所ですが、主要キャラは洋画吹替系の役者さんを揃えていて、かなりカッコイイですよ。
あと、原作の魅力の一つでもある重機類やアクションシーンは、音も良くってサイコーでした。