世界最高の美女
(2006-11-15)
ベタな悲恋物語ですが、それを違和感無く楽しませてくれるのがミュージカルの素晴らしさ。
前半の軽快さと楽しさ、後半のスリルとせつなさ。
そして、何よりニコール・キッドマンが美しい。世界最高の美女(あくまで主観的な判断ですが)です。
ただ、ちょっと終わり方が淡白ですね。もうひと盛り上がりあってもよかったのではとも思います。
いずれにしても、ミュージカルのDVDは何度も楽しめるので、廉価版だと本当にお得感が大きいです。
絢爛豪華なミュージッククリップ
(2006-08-26)
1900年、パリ。作家を目指して上京した青年クリスチャンは、ひょんなことからナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」で繰り広げられるショーの台本を代理で書くことに。作家仲間に連れられて「ムーラン・ルージュ」を訪れたクリスチャンは、そこで高級娼婦サティーンに一目惚れ。一方、サティーンは、女優となるために資産家の公爵をパトロンにしようとしていた。オーナーから一晩を共にするようにと指示を受けて客席を覗いた彼女は、クリスチャンを公爵と勘違いしてしまう。・・・
『ロミオ&ジュリエット』のバズ・ラーマン監督の作品というだけあって、カメラの動きがめまぐるしくて、目が回りそうでした。とても1900年の物語とは思えないほど、鮮やかで豪華絢爛な色彩の渦に酔ってしまいそう。この過剰なノリ、観る人によって好き嫌いがかなり分かれると思います。物語の方も、コメディとしてはそんなに大笑いするほどでもないし、ラストでのお涙頂戴の展開にも全然泣けない。人目を忍ぶ恋にしてはかなりわかりやすくイチャついているし、恋敵の公爵と堂々勝負するわけでもない。
では、どこか見所かというと、音楽!「サウンド・オブ・ミュージック」、エルトン・ジョン、マドンナ、ビートルズなど、時代や世代を越えて愛される曲がわんさか出てくるのです。しかも、原曲のテイストはしっかり残してあるけど、今まで誰もしなかったようなアレンジのオンパレード!これはスゴイです。主演の2人の見事な歌唱力にも驚いたけれど、味付けを変えるだけでまた違う輝きを見せるナンバーが次々と飛び出すびっくり箱のような演出には度肝を抜かれました。
ミュージカル映画ということで、ダンスにも圧倒されました。特に「ロクサーヌ」のタンゴを踊る場面は、セクシーで切なくてカッコいい!あの場面は、主人公の心情と相成ってぞくぞくするような恍惚感を覚えました。ダンスと音楽で魅せてくれるあたり、まるで名曲メドレーの豪華なミュージッククリップのようです。