コレを見て素直に感動できるのは人間よりもロボットなのかもしれない・・・。
(2008-05-21)
これはSF世界の中でピノキオを夢みるロボットの話ではなく、それを用いて人間の姿をリアルに描いた話だ思う。つまり、生きている人間の子供をロボットのように扱う大人がいるという事だ。
昨今で他に類を見ないSFの名作
(2008-03-14)
原案は『2001年宇宙の旅』、『博士の異常な愛情』などの巨匠スタンリー・キューブリック。構想から20年、制作を待たずして他界してしまったキューブリックの遺志をスピルバーグが継いで映画化されたSF超大作。
”愛”をインプットされて生まれてきたA.I.(人工知能)の少年デイビッドの、数千年に渡る壮大な旅を描いた物語。
『シックスセンス』で有名なハーレイの純粋すぎる演技、ジュード・ロウのジゴロロボットもハマり役。
『不思議な国のアリス』や『ピノキオ』などへのオマージュがこの作品には含まれていますが、壮大な世界観のもとスピルバーグが劇中で見事に昇華させてます。
タイトルも『A.I.=アイ=愛』となる、日本好きのスピルバーグなりのオマージュだとか。
世間一般の評価では、「キューブリックの壮大なヴィジョンをお茶漬け感覚で映像化した」などと辛口の評価もありそれほどヒットはしませんでしたが、僕はスピルバーグをおいて他にこの作品を映画化出来る人間はいなかったと思います。
人は父親から仕事を学び、母親から人間関係を学ぶと言います。
母を想う子の気持ち=『人への愛情』を見事に描いたこの作品は、スピルバーグ作品の中で1、2を争う素晴らしい映画だと感じました。
愛を乞う悲しみ
(2007-11-02)
なんとも悲しいトーンに支配された映画。愛を乞うロボットは悲しすぎる。
ロボットたちの孤独とせつなさが余韻に残る。ロボットに感情移入するとしたら、それは彼らの宿命的な孤独のせいだ。
ロボット(メカ)に人と同等の感情なんて無理だろうと思うだろうか。
しかし、人間(オーガ)にある感情と呼ぶ機能も、よく見つめれば一つのプログラムされた反応であり機械的な装置に似ていないか。
このメカの物語がピノキオのようだからといって、未来にありえない夢物語とも一概に言えない。
想像するのは、人間になりたいと人間のエゴを写しとられたメカとして生きていくのはどれほど孤独かということ。
たとえそれが「愛」であろうと。人間が物理的脳を駆使して知的に知りうる領域の、そんな愛のプログラムだとしたら。
それにもましてメカにとって残酷なのは、一度プログラムされた「愛」は、彼らが自主的に放棄できないということ。
自ら望んでいながら惰性でそれを疎んじはじめる人間のようには。
オスメント少年は、優秀な演技マシーンのように、的確にパーソナルを持ったロボットの存在自体の悲しさを演じている。
天才的にもう巧すぎる。好き嫌いは別として。だが、それは適役であり完璧な演技と絶賛もできるものだ。
自分でほころびをマメに縫うトーイロボットの「テディ」は、愛の渇きを知らないからまだしも幸福かというと、かたわらの彼の存在にホッとし孤独を癒されながらも、そのテディの孤独もが実はなんとも露に感じられる。
忘れられないものがあるとすれば、破壊される時も微笑みを見せる子守りロボットの表情に、ぼくたちが投影する不思議な想い。
そして、さらなる二千年後のエピローグの静けさと悲しさ、喜びの刹那と宿命的わかれ。
ちょっと嫌みをいえば、アメリカは地球温暖化の危機の「話」だけだと広大SFXです。
This could have been great.
(2007-07-16)
What happened? Popular actors, Big budget, a whelming director. Basically I think this suffers from the same syndrome that “Star Wars” episode one was affected by. It is way too cutesy and like in a dream (nightmare) if you get painted into a corner, just add a new element. Each actor alone was great with the elements that they were given, However as a whole they never jelled.
One thing that saves this film is the edition of the DVD goodies. The making of the film in the theory behind the film are more interesting than the film. If you’d like to Gigolo Joe, then that is primary because they allowed Jude Law to put a little bit of his own slant on the character.
In the final analysis this is a tearjerker with no redeeming social value.
現代版 オズの魔法使い
(2007-02-05)
ピノキオとオズの魔法使いを足して二で割ったような映画。
ジュード・ロウはとても良かった。
この映画を見るならオリジナルの「オズの魔法使い」を見ましょう。
すごくきれいだよ。