アル・パチーノ久々に復活!
(2006-11-22)
アル・パチーノが主演というだけでゾクゾクしてきます。今回のアル・パチーノ役回りはフットボールの試合の予想屋。なにやらエニイ・ギブン・サンデーでフットボールチームの監督の役を演じていたのを思い出してしまいました。エニイ・ギブン・サンデーよりも途中での盛り上がりと心理戦があって、エニイ・ギブン・サンデーよりもエンディングがイマイチ。アル・パチーノに自滅型の役をやらせるとピカイチ。誰にも負けはしない。アル・パチーノの怒鳴り散らして怒ってるだけの演技は見たくないので、今回は本当にアタリだったし痛快だった。
不確実なもの、確実なもの、信じられるもの
(2006-10-28)
2002年「サラマンダー」あたりから「肉体美」を武器にしだした感のあるマシュー・マコノヒー。この作品の直前に「立派な体を見てね」と言わんばかりの「サハラ」を撮っている彼。次はフツウのドラマに出演したいとやらで、立派な体も無駄にならず、ひざを痛めたフットボール元選手というはまり役で出演。
スポーツ賭博を軸に人間ドラマが語られている。ウォルターは「自分を一番愛してくれている妻の存在」と「自分が信じられるのは妻だけという事実」を知り、一方ブランドンは「どんなに理論付けてみても賭けは時の運、不確実なもの」であることを思い知る。
互いを必用とし、また必要とされる関係にまでなっていた3人の心が、少しずつすれ違いかみ合わなくなっていく過程は、本編を貫く賭博の話よりもずっとスリリングだった。繊細な心のひだをアル・パチーノ、マシュー・マコノヒー、レネ・ルッソが見事に見せてくれている。
特典は「本物のブランドンとのインタビュー」以外は期待したほどのものはなかったけれど、「65歳アル・パチーノと36歳マシュー・マコノヒーの共演」という贅沢を見せてもらって感激。そして後味の良い作品だったことに感謝。