映像エンタテインメント
(2008-07-30)
ロシア発SFダークファンタジー三部作の第一章!ロシアで驚異的な興行収入を記録!
素直に面白いといえる作品でした。物語は難解ですが、それ故の深みがあって、見ていて
謎が深まっていったり、映画としての要素は抜群に良いです。そして何よりもこの映画の
魅力はやはり映像面ですね。
冒頭のおばさん阻止からタイガー変身、アントンの電車、そして鴉の大群、飛行機のネジが
回って落ちるシーン等。細かい部分にまで渡って監督のこだわりが感じられます。
マトリックスのように大胆に映像を魅せるのではなく、こうやって細部を映像で魅せる
のが本来の映像作品なのだと思います。
ザヴロンの驚異的な破壊力と共に、「デイウォッチ」で重要な鍵となるスヴェトラーナと
イゴールの進む道も本作で要チェックしてから「デイウォッチ」を拝見することをオススメ
します。これからもカルト的なファンが生まれる映画になると思います。
ハリウッド映画と一線を画する面白さ
(2007-11-24)
ダークファンタジー作品は、ハリウッドにも多いですが、
作る所がヨーロッパだとこんなに雰囲気が違うものかと思いました。
チェコアニメを観た人にとっては、少し通じるのを見つけると思いますが、
ハリウッド映画に食傷ぎみの自分には新鮮な映画でした。
視覚効果や特殊効果にしても、それだけが主張しすぎない、
センスのいい仕上がりになっており映画そのものを楽しめました。
また、魅力的で個性あふれる登場人物や、日常の一つ一つが、
ロシア、東欧の雰囲気に浸れるSFです。
映画を観た後に、話をじっくり楽しみたい方には[原作本]をお薦めします。
ちなみに、第2作Day Watchを
東京国際シネシティ フェスティバル で観てきました(正式には2008年2月公開)。
既に本で読んだ人にも楽しめる "映画版Day Watch" で、
世界観に引き込まれる、期待を裏切らない仕上がりでした。
第3作目(Dusk Watch)もあるそうなので、今から楽しみです。
ロシアNo.1ヒット作
(2007-10-26)
封印された予言の秘密が解かれる時、光vs.闇の最終戦争。
ロシア映画史を塗り替えた8倍の興収で、社会現象にもなった歴史的作品です。
妖美な世界が展開される怪作
(2007-08-11)
好き嫌いがハッキリ別れそうな作品である。個人的にはこういった映像美は大好き。
善と悪が古典的クリーチャーの側面を持ち、昼と夜の見張りをしている設定が面白い。主人公は吸血鬼なのだがこれがまたイケ面でもなくただのオッサン。しかもグダグダなくらい弱い。とても格好悪い主人公なのだ。
作品中、ターゲットの少年が血管だけの映像になったり、とにかく赤い血流のような幻想的な映像が妖美な世界を彩る。それは主人公達が使用するパソコンにまで及ぶ。
また《異界》の表現が蚊が大量に漂う生理的嫌悪感をもよおす空間になってるのも斬新で良い。またデイウォッチのボスがゲームでシュミレーションしていたり、素敵な色の炎を灯すライターがまたイイ。
とにかく一刻も早く続編が観たい作品。
肌触りはカルトムービーのそれ
(2007-05-21)
もしかしたらロシア人は、メジャーなSF作品と思って
造ったのかもしれないが、テイストというか
肌触りは完全にカルトムービーのそれなのでした。
SFXや映像処理は一昔前の共産圏映画とは違い
チープではないのですが、底流に流れる感覚が
欧米ではない、強いて云えばちょっと怪しい
アジア感覚なのである。
ストーリーはよくある話ですが
物語を引っ張っていく力は十分にあり
次回作もぜひ観てみたくなる。