世界は救われた
(2008-05-10)
史上最大の人類の危機を描いた超大作。
迫真の展開は見事の一言。
登場人物の様々な人物像は秀逸。
東京を焦土にしたカーチス・ルメイ、
その豪腕振りは、興味深かった。
いまだに続く、軍部の暴走。
人類に安息の日々は、訪れるのだろうか。。。
スーパーマン並みの活躍の補佐官が浮いているが...
(2007-10-14)
政治を扱った映画は大ヒットさせるのは非常に難しいと思う。だからこそこの補佐官の家庭の描写などはまったく必要なかった。「12人の怒れる男」などのような会議室内だけのディスカッション・ドラマにしてしまった方がよかったと思う。
映画の内容は全体的に緊張感はあったが、軍部の動きに翻弄されっぱなしの政治家たちは、補佐官以外はJFKと弟のボブも含めて弱すぎるように感じた。むしろ軍部の思惑と行動を画いた方が面白そうに感じてしまったほどだ。
補佐官だけがスーパーマン的に有能で切れ者のように描かれており、他にスターが出演していないため、コスナー扮する補佐官は実在の人物でありながら非常に浮いており、完全なミスキャストであろう。補佐官役にはもっと地味な演技派を使うべきであったし、テレビドラマの「ホワイト・ハウス」の方が大統領側近のスタッフの仕事や信念はよく描かれていた。
当時、実際に討論された内容の全てが映画に描かれているわけではないだろうし、映画的な脚色として軍部を悪者に描き過ぎているきらいもある。しかし政治ドラマとしては秀作のひとつであることは間違いない。
観ないのはもったいない。サスペンスが好きなら絶対楽しめる。
(2007-08-31)
キューバ危機が完璧に過去の歴史の一部になっている世代には、これはとっつきにくいジャンルの作品だと思う人が多いのではないか。
政治色のある作品なのは事実だけれど、ポリティカルサスペンスとして大いに楽しめる作品。サスペンスが好きなら絶対楽しめる。観ないなんてもったいない!!!
人類の存続がかかった歴史的13日間の存在を楽しむのは不謹慎かも知れない。
でも「おもしろいよ」といいたい。
最近出た「フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白」や「ボビー BOBBY 」なんかも観ると、この13日間の出来事の歴史的意味がよ〜く判ると思う。どれも取っ付きにくく感じるだろうけれど、実際に観てみると、どの作品も結構興味深く、引き込まれて観ている自分を発見するのではないか。「ごくごくフツウのこの私」がそうなのだから・・・。
星条旗が輝きはためく強いアメリカ。
(2007-02-03)
キューバのカストロ議長がソ連のミサイルをアメリカに向けて配備。それが解除されるまでの13日間、キューバ危機を描いたこの作品は本質的にマイケル・ベイ監督の「パールハーバー」と同じである。時のケネディ大統領と大統領補佐官らは、キューバへの攻撃をすべしと息巻く軍人を抑え、キューバからのミサイル攻撃に怯えながらも遂にミサイル撤収させることに成功する。つまり戦わずして撤収させた、これがアメリカの正義なのだという作品となっていて、ここでは「パールハーバー」での日本同様に、キューバやソ連もまたアメリカを恐怖に陥れた悪魔のような国描かれ方をしている。しかし、何故キューバがアメリカに向けてミサイルを配備しなければならなかった理由が全く欠如しているので、この作品を鑑賞の際は是非そういった側面も考えてほしいもの。
キューバ危機
(2006-08-27)
もしかしたら、第三次世界大戦が起きていたかもしれない。しかし、その危機を救った男達の話をアメリカ側から描いたもの。
作品の前半から緊張感があり、最後まで見て、疲れてしまった方もいるかもしれません。ケネディ大統領をはじめとする男達が、ギリギリの中で危機を回避していきます。危機を回避した後、家族の下で平和を噛みしめ、オドネル(ケビン・コスナー)が泣くシーンがとても印象に残っています。これがキューバ危機の全貌だとは思いませんが、キューバ危機について知るいいきっかけだったと思います。
ケネディ大統領を演じた、ブルース・グリーンウッドですが、ケネディ本人にとても似ていると思いました。
DVDは、コレクターズ版とDTS版があるので、特典の要らない方は、価格の安いDTS版のほうがよいでしょう。