映画としては面白い
(2007-03-06)
素直に面白いなと感じました。
私が中世ものが好きだというのもあるのですが、
タイムトラベルをするのに小難しい説明がほとんどないので、
結構とっつきやすかったですね。
中世に飛んでいってしまった教授を助けるために息子や弟子が中世へ飛んでいくのですが、
主人公達はちっぽけな存在でしかありません。
主人公の力で戦争を終わらせられるようなぶっ飛んだ話ではなく、
あくまで教授を助けるために中世へ行き、途中で現代へ戻れる術を失ってしまい、
どうやって帰るかを模索しつつ、最後はまぁハッピーエンドになりますね。
話の展開のテンポが良く、何回も観られるのはポイントが高いです。
楽しめる映画です
(2006-11-27)
無名の役者さんを起用していることもあり,日本でもあまり話題にならず,密やかに劇場公開期間が終わってしまった映画ではありましたが,これは作品が正統に評価されていない気がします。
タイムトラベル設定の作品ですが,なかなか良い出来で,個人的には大変気に入っています。
注目すべく2組みのカップルの恋の行方や,現代に戻れるか否かといった緊張感,タイムトラベルについてのあれこれを現代と中世で同時進行し,ラストは意表をつきつつ納得のいく結末。
116分におさめたストーリーとして,うまくまとまった起承転結に唸らされます。
映像化にあたり,売りともいうべき細かなSF的説明をあっさり端折った潔さを評価。
中世の描写も凝っていて,リアルな建物・服装,荒々しい騎士たちが作品のリアリティさを高めていますし,夜の戦場は迫力があり,火の使い方が優れていて画面的に綺麗です。(←戦場なのに不謹慎な;;;)
最近の時代映画は戦闘シーンに物悲しい音楽を用い,スローモーションを多用する傾向が見られていて,某有名映画の二番煎じのような戦いが多かったのですが,この映画は違います!やはり戦いとはこうでなくっちゃ!(リアル過ぎて,小さなお子様にはどうかなー?ですけど)
原作本は骨格がしっかりしていて,伏線も映画以上に見事なので,映画でビジュアルを,書籍で物語の背景を楽しむと一層この映画の良さが伝わって来ることと思います。
知名度低過ぎですが,この映画はもっと知られて欲しいなぁ…。私の中では5つ星映画です(^^)
原作の勝ち
(2006-08-31)
残念ながら原作を描ききれていない。
映画の尺に合わせてコンパクトに話をまとめているが、その分人物像や背景
についての説明が簡略となってしまったようだ。
原作を読まずしてこの映画をみても、話の分からないところがかなりあるだ
ろう。
特にタイムトラベルの方法については理論もへったくれもなく、遊園地
のアトラクションに乗る様なレベルの説明しかなされない。
また、多くの情報が登場人物の会話によって説明されるため注意して耳を傾
けていないとと「どうして?」がつきまとうかも知れない。
印象に残ったシーンは城攻めの場面。投石機が唸るところはなかなかの迫
力である。
それにしても、原作がしっかりしているのでこの程度の作品となったこと
が、残念でならない。