おー
(2006-12-17)
映画館を復興させる話だと思い込んでいたが、全然違ってびっくりした。この作品のテーマは「自由」と「映画」。メタレベルでちょっと考えてみると、この監督はやっぱり映画のことがよくわかっている。華麗なカメラワークも去ることながら、観客の涙を誘う映画がいかに駄目であるかということを、映画全体をメタファとして訴えている。我々は駄目映画に「最低だ」という自由があるのだ。
映画というもの自体を表現するのに、映画を使わなければいけないなんて理由、ないですからね。映画批判と同時にアメリカ批判となっていて、自由への戦いを志す男を見事に描ききった傑作。誰も死ななくたって人の心を打てる、という映画の基本であるがゆえに忘れがちなことを再認識できる。
勇気も誤解を解く1つの鍵
(2006-11-04)
「ショーシャンクの空に」、「グリーン・マイル」と続き3部作と称されるこの作品は、前2作にない平凡な生活の中で暮らす人々(条件設定は非凡です)にスポットをあてた作品です。勇気を振起して真摯に自分の思いのたけを語り、周囲の人の誤解を解いていくジム・キャリー演じる青年の姿は、”勇気”のかたちの1つを示してくれる現代にかけつつある貴重なもので、大切なものであると同時にどこか懐かしく、語り継ぐべきものであると思いましたので星5つです。
価値基準の縁
(2006-10-01)
記憶を失い紛れ込んだ街の人々から、間違えられたまま、その人物を演じていく。
本当の自分自身の内なる声が、記憶喪失のために曇り、演ずる人物の価値観と、世間の期待する価値観との間で苦悩する姿を描ききっている。
まったり鑑賞できる。
(2006-06-17)
コメディアンとして成功しているジムキャリー主演の作品。
優しい笑いの要素と暖かな田舎の雰囲気が印象的。
また冷戦期のアメリカの国家体質とそれに翻弄される人々の
思いも描かれていて、ちょっぴり考えさせられたりもする。
記憶を失った主人公(ジムキャリー)が過ごす街が素敵☆