例えデップファンに不評でもこれは面白い。
(2008-01-23)
ファンにとっては当時まだ独身のデップが子持ちの父親役を演じる事が許せなかったようでファンの間では不評気味です。
でも私はこの映画が好きです。監督はジョン・バダム。「張り込み」や「バードオンワイヤー」などを手がけた娯楽作品職人監督です。駅で警察を名乗る男女に突然拉致され娘の命と引き換えにある人物を殺せと脅されるストーリー。上映時間とストーリーが同時進行しているので、彼のパニック振りが観ているこちらにまで伝わってこちらも思考回路が停止してしまう。誰かに伝えようにも妨害され、警察もグル。さて、あなたならどうする??です。クリストファー・ウォーケンの悪役ぶりも光ってます。
この映画の舞台に使われているホテルはC・イーストウッドの「ザ・シークレット・サービス」でも使われてたホテルです。
冷静なカメラ
(2006-08-29)
構えずに観られる。久々に観たが,よく作られたサスペンス・アクション。
クリストファー・ウォーケンの眼力に何とか立ち向かおうとするデップを,冷たいカメラが第三者的に追う。この作品は,リアルタイムで話が進行することで知られるが,無理にハラハラさせようとする意図は感じない。カメラはいつでも冷静に状況を見守っている。だから観る者は肩もこらず,成り行きをじっくり見極めることができる。
誰にでも気楽に観られ,面白い。それだけと言えばそれだけなのだが。近頃こんな映画少ないなあ。
ジョニー・デップの貴重なスーツ姿は一見の価値あり♪
(2006-04-23)
90分という上映時間がそのまま劇中の時間に対応しているというサスペンスで、ヒッチコック『知りすぎた男』のリメイク。妻をなくした会計士が幼い娘を連れて仕事を探しにロサンゼルスにやってきた。しかし男(ジョニー・デップ)は拉致され、娘の命と引き換えに政治家の暗殺を強要される。
娘を守るために異常な行動をとり、娘を愛するごく普通の父親という役柄を、ジョニーは見事に演じているし、一見の価値はある。
スーツを着てネクタイをしめてメガネをかけているエリート風の平凡な男も演じられることを証明した作品だろう。