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2008/11/23 07:03:39 現在
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21グラム お気に入りに追加
ギジェルモ・アリアガ・ホルダン
出版社・発売元:

東北新社

媒体: DVD
ランキング: 20489
発売日: 2006-05-25
カスタマーレビュー

21グラムとは魂の重さ??  (2008-09-11)
ひとつの心臓をめぐり、男女3人が絡み合っていく。
最初はただただ、何も関係のない3人ですがある交通事故がきっかけで出会った
3人によって物語りは展開されていきます。

タイトルにある21グラムとは人は死ぬ時に21グラムだけ軽くなる、それは魂の重さ
からきているという話からつけられたそうです。

内容はかなり重たくて暗いですが演技力は抜群です。
見ていて飽きませんし、展開が気になります。
ただ、この作品は見せ方として時間軸が設定されていません。

過去に戻ったり、ラストシーンを見せたりと断片的です。
セリフもとても意味深だったりして最近見た中ではかなりよかった作品です。

3人それぞれの考え方もあり、どの人の考えも納得させられます。
是非見てほしい作品です。

病的で憂鬱  (2008-01-19)
心臓を提供されたショーン・ペンの行動が不審だ。全く共感できないものだ。
最初は人間愛ゆえであったとして、結局男女愛になったし。
他の2人の人生に勝手に入りこんで、ぐちゃぐちゃにかき回した。あげく、せっかく移植手術した心臓を自分で銃で撃つ。そこに何の深い意味があるのか?わからん。命をもてあそんでる
馬鹿な男としか思えない。
時系列交錯しすぎ。
バベルのような、感慨深さがない。

演技合戦  (2008-01-13)
本作は、一つの交通事故をきっかけに運命の交錯する、
我々と等身大の三人とその家族の姿を、生々しい、
かつ時系列をバラバラにした映像で描くものです。
三人とは、交通事故の加害者の男、被害者の妻、
被害者から心臓移植を受けた男です。

あらかじめ申し上げておくと、
本作はヘビーです。俳優陣(全員といってよいでしょう)の素晴らしい演技が、
よりヘビー感を際立たせています。
なかでも、不幸な生い立ちを克服して敬虔なクリスチャンとなった後、
再び交通事故加害者となって絶望する男を演ずる、ベニチオ・デル・トロ、
突然最愛の家族を奪われて無気力と激情との間を行き来する女を演ずる、ナオミ・ワッツ。
この二人の演技は、さすがだと思いました。

さて、話の筋の方はといいますと、
上記の通り時系列をぐちゃぐちゃにした、スクランブルエッグであり、
いまいち飲み込めない部分が残ります。
また、タイトルとなった「21グラム」も、
解釈は視聴者に委ねられているため歯がゆいです。

とはいえ、交通事故や臓器移植という、
すぐれて今日的なテーマと、
そこに巻き込まれる我々と等身大の人間の苦悩を描いた本作は、
一見の価値があると思います。

人間交差点  (2007-12-08)
観る前に時系列が複雑に入り組んでいて難しいという評判を知っていたおかげで、割と整理して
観ることができて意外と分かり易かったです。
逆に前半は時系列がどこに繋がっていくのかという面白さすら感じました。
あるいは回想シーン連発の『LOST』で鍛えられているのかもしれません。

監督の深いテーマまでは本人でもない限り分かりませんが、単純に命の重さを感じずには
いられず、深く感動しました。
人生で一番体験したくない出来事。でも、体験してしまう可能性のある出来事。
どちらの立場になっても目をそらしたくなる出来事。
それでも、人生は続けていかなければいけない。
感動します。

ショーン・ペンもナオミ・ワッツもいいです。
ベネチオ・デル・トロの演技は最後の方はブラッド・ピットとだぶってきます。
この3人が主人公だということをはっきり理解していれば、次から次へと時系列が飛んでしま
いますが、十分理解できると思います。

それにしても、この監督のこの時系列をばらばらにした演出は抜群です。
最初のシーンを見たら、そのシーンにたどりつくまでは、かじりついて観てしまいますから。
私は観終わった後もCHAPTER18を何回も何回も繰り返し観ました。
このシーンはシーンとしては必要ですが、演技はショーン・ペンの趣味としか思えませんでしたが、よかった。

3人の名演を活かした編集の妙  (2007-12-05)
 これは主役3人の迫真の演技に唸らざるを得ません。少々疲れますが、
真剣に観る価値のある映画です。

 アル・パチーノ張りに渋い男になったショーン・ペン。どんな役でも違和
感なくこなしてしまうナオミ・ワッツ。圧倒的かつ巨大な存在感を放つデル
・トロ。これぞ「競演」というものを堪能できました。

 あまりに悲劇的な事故を軸に、かけがえの無い21gを奪った者、奪わ
れた者、与えられた者、それぞれの苦悩が深刻な人間模様を紡いでい
く画面から一瞬たりとも目が離せませんでした。

 しかし冷静に見ると、事故を巡る3人の背景は偶然にしては出来すぎ
で、更に終盤の行動は飛躍しすぎていて説得力がありません。他のレ
ビュアーの方も指摘されていますが、もし時間の経過に従ってストレー
トに編集されていたら、出来すぎた設定と強引な展開が目立ってしまい、
かなり陳腐な作品になったと思います。

 時間軸を大胆に解体した編集は賛否あるようですが、この編集がなけ
ればこの作品の緊張感は保てず、3人の名演も空振りになってしまった
に違いありません。

 序盤、話が追えないストレスを差し引いても、ストーリーや設定の弱点
をカバーして、3人の素晴らしい演技を見事に活かすことに成功した監督
の手法は支持できます。

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