東宝
地味ながら味のある作品 (2007-10-29) 1967年作品。シリーズ第11作目。 「レッツゴー〜」「南太平洋〜」に続くこの年3本目の若大将映画である。さすがに絶頂期でスケジュールの都合もつかなかったらしく海外ロケは無い。若大将はマラソン部主将と自動車ラリーの助っ人を掛け持っておりクライマックスが二度楽しめるし、いつもの関東地区では無くて愛知県(名古屋市)三重県(鈴鹿市)京都、等関西地区を中心にロケが行われているので関西弁が珍しく聞ける。色々なシーンから公開当時に映画館で観た事を思い出して懐かしかった。 この映画のサントラ盤として「加山雄三のすべて第3集」で様々な音楽が聴けるが、当時の世相を反映したサイケデリックポップもあり楽しめる。映画もミニスカート全盛期で青大将のノリも絶好調である。海外ロケの派手さは無いが、鈴鹿、名古屋、京都、琵琶湖、等の当時の風景や当時最新式のスポーツカーや日産ブルーバードの走りが見られるのも興味深く、ストーリーはいつも通り一本調子ながら味わいのある出来上がりになっています。 本作品での澄ちゃんは従来のスッチー役のようなお高い女性ではなくて、初期作品のような庶民的な女性(ガソリンスタンドの店員)である。澄ちゃんの我儘も少しは納まってきて、次の「リオの〜」では大人の女性になります。澄ちゃんの我儘が絶頂だったのは「エレキ〜」「アルプス〜」「レッツゴー〜」あたりでしたね。全作品を観てから再検討しますが・・・。 挿入歌 「クール・クール・ナイト」「別れたあの人」「WHY DON'T YOU」「幻のアマリリア」「勇気ある人々」