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人間物語の出会いと別れの描写が実に良かったと思えます。 (2006-06-07) 初見でこのDVDを見られる方は、まず、驚くことになるだろうと思われます。 なぜなら、収録一発目、第39話「ジョイン・ザ・フューチャー」でいきなりサッカーが始まりますから。 SFアニメで一話丸ごとサッカーをやったって前代未聞ですが、どうにもこの39話は「番外編」の要素が大きいと思います。 理由としてはこの39話を飛ばしてもストーリーは繋がりますからね。 ただ、後に書きますが、これがあることでこれからのストーリーに大きく影響すると思われます。 そして、40話において、グレートウォールに入り、41話サクヤと邂逅するわけです。 しかし、何でしょうね。このサクヤの圧倒的な存在感は? 実質的には41話に大きくと42話にちょっと出ただけなのです。 シリーズ中、1話か2話しか登場しないキャラなんて誰でもすぐに忘れそうですが、それがない。 理由は色々に考えられるのですが、私が思うには、シリーズを通してエウレカが追い求めた女性としての完全形だったから。 だと思っています。 エウレカが思っていても躊躇しながら言う事にためらいがないですからね。 サッカーやってて良かったなと思えます。 何の思いでも無い人間との別れなんか演出できる訳がないですから。 辛かった思い出も楽しかった思い出もです。 ここに入るまでの映像美と音楽美が実に良かったです。 ハスの花が舞い散るシーンがあるのですが、一枚として同じ方向に舞ってない。 実に手の込んだ作画でした。 あとは・・・ラストの1カットだけがどう考えても余計でしたね。 そこだけがちょっと気になったんですが、ぎりぎりに許容限度内だとは思います。 十分に納得のいく11巻でした。