何回でも観たい。
(2007-10-14)
「リローデッド」を観た後で英語字幕で観直してみた。監督は日本
のアニメ、コミックの大ファンということで、世界観はまさに、日本のアニメ。
ここでこういった動きが出来れば・・・ということがほとんど叶えられている。
世界にCGの凄さを感じさせた作品。SF観も良く描けている。話が難解、と
いう話も聞くが、そういう人はSF小説に慣れ浸しんでいない証拠。今回は英
語字幕で楽しんだが、もう何回か観たい。
エポックメーキングであることとは?
(2007-03-31)
今や知らぬ者のないほどのヒットシリーズですがこの記念すべき一作目、実はそれほどの大ヒットでは無かったですね。
それがケーブルTV、そして何よりも本格普及の始まったDVDというメディアによって一気にブレイクしたことは有名。
エンタティーメント界では時折、この作品のように以後のトレンドを決定するものが現れてきます。
例えば「ブレードランナー」、例えば「パルプ・フィクション」。どちらも興行面よりもスタイル面で多大な影響を以降の作品に及ぼしてしまいました。当然無数の「類似品」を生出してしまうわけですが・・・。
「マトリックス」の監督・脚本のウォシャウスキー兄弟の前作、「バウンド」は小粒ながらパンチの効いたハードサスペンスで確かなこだわりと娯楽性を備えた快作でした。
しかし、彼らが次回作でまさかこれほど「オタクぶり」を前面に打ち出してくるとは思いもよりませんでした。
映画「マトリックス」が日本のアニメーションやコミックス、カンフー映画などのエッセンスを上手く取り入れているのは明らかですが、これほど趣味性の強い作品に資金をつぎ込む、一種の博打性がやはりアメリカ映画界の強みですかね(もちろんハイリスク・ハイリターンでしょうが)。
「マトリックス」の成功は「オタク」は金になる!という事実を世に知らしめましたが、今や映像・スタイルに関してはデジタル技術の進展もあって、なんでもござれであります。
どんな華麗な映像も、不可能なアクションシーンも映像化されてしまいます。
しかし、問題なのは一番大事な「物語」。
こちらはそう簡単にいかないわけで中々新しいものなど出てきません。
だから勢い、リメイクや有名コミックス・TVドラマの映画化が大流行なのですね、きっと。
この問題はこの「マトリックス」でも同様ですね。
本来なら第2・3作と合わせて「マトリックス・ワールド」を語るべきなのかもしれませんが、続編には1作目があれほど暗いストーリーでありながらも持ち合わせていた爽快感や開放感がぬけ落ちていて自分達の作り上げたスタイルに逆に縛られているように感じます。
この続編2本の壮絶なダメダメぶり(個人的にね)こそ、ある意味では非常に興味深いですね。
何にせよ、最初にやった奴はすごい
(2006-08-22)
隠された真相は実はSFならありがちじゃないか!
とか、
無意味に虚仮脅しの映像を使いすぎ!
とか、
なんかそれらしい思想を入れた思わせぶりなストーリーだが、最後(続編)は破綻してるじゃないか!
とか、
文句も言いたくなるけれど、最初にこういうストーリーを映像化し、こういうカメラの使い方をし、こういうワイヤーアクションを連発したこの映画は、やっぱり讃えられるべきだと思う。
その後、どれだけマトリックスの影響を受けた映画やドラマや漫画やテレビゲームが乱発されたかを考えれば。
そういう意味では、まだ見てない方は、(続編は別に見なくていいから)最低限これだけは見ておくべきだろう。
実際のところは、頭を空っぽにして見るのにふさわしい、素晴らしく馬鹿な映画ですから。