20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
超能力百花繚乱 (2006-10-22) まず冒頭の、テレポート(瞬間移動)能力を持つナイト・クロウラー(アラン・カミング)が大統領を襲うシーンが、見事だ。一気に引き込まれてしまう。 ナイト・クロウラーの動きに感心すると同時に、大統領を守るシステムにも、感心してしまう。 さすがの警備も、テレポート能力には敵わないか、と思えたが、最後の詰めが甘く、大統領暗殺は失敗に終わってしまう。が、『こりゃすごい奴が出てきたな。X-MENの面面は、どうやって倒すんだろう?』と、ナイト・クロウラー=敵で、やられる者、と思い込んで、すっかりワクワクしてしまう。が、すごかったのは最初だけで、X-MEN達に見つけられてからは、すっかりおとなしくなってしまって、テレポート能力も、もっぱら人助けに使うだけのものとなってしまった。それはそれで、またいいんだけどね。 次に好きなのが、金属を思いのままに操るマグニートー(イアン・マッケラン)が、金属のない檻から脱出するシーン。いやはやなんとも。なんだか気持ち良いのである。 ミスティーク(レベッカ・ローミン=ステイモス)の変身能力、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)と同じ、他の超能力者とは異質の改造人間も登場して、これでもか、の、超能力映像の連続。 あと、ストームの、ハル・ベリーが、いい。かわいい。目が白くなったときが特に、セクシーだ。1966年8月14日アメリカ・オハイオ州クリーヴランド生まれの36歳。もっと若いと思っていた。父親が黒人で母親が白人だそうだ。 ストーリーは、三角関係のベタベタや、プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)の閉塞感、なかなかハッキリしないウルヴァリンの謎にもイライラさせられて、あまり好きではないが、単純に映像だけで楽しめてしまう。 SFファンにとって、お馴染みの超能力から、ちょっと珍しい超能力まで、存分に映像化して見せてくれて、おもしろい。 『X-MEN』を観て、これを観て、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』を観よう。