子供の素朴な心を描ければどの子も特別な子供に見えるはずです
(2007-04-12)
原作の「砂の妖精」はとても素晴らしい作品です。大人の創った子供像で無く、大人が観察した子供のありのままの姿を描いている貴重な作品と言えるでしょう。赤ちゃんである「ひつじちゃん」を含め主人公の5人の子供達は生き生きと描かれています。
この「ジム・ヘンソンの不思議の国の物語」はどうでしょうか?
シリルは数学が得意でいばり屋、アンシアは本好きで穏やか、ロバートは冒険心旺盛で直情的などそれぞれの子供に特徴が有るように見えて、実際に特徴的です。しかしある観点から見ると、実はどの子も同じように描かれています。つまり彼等全てが大人の創った子供像として描かれているのです。その証拠にこの映画では赤ちゃんである「ひつじちゃん」がうまく描かれていません。問答も出来てある程度大人と似通った行動の出来る大きな子供達には大人の創造した特質を与えられますが、赤ちゃんにはそれが出来ないからです。
「あの子は怒りやすい。」「この子は気転がきく。」というのは誰ですか? それは大人です。子供には大人が自分勝手に見い出す価値を与えなければいけないのでしょうか? 私はそうは思いません。子供は子供としての魅力があるのです。それを見い出す事の出来る大人の視点さえ有れば。
ありのままの子供の姿を描けばそれは原作の「砂の妖精」のようになります。そこでは子供達はそれぞれにいばりやで冒険心旺盛で直情的、時には優しく、ずるく、また穏やかです。彼等には大人が創作した性格や特技は必要有りません。そんなお粗末なものがなくともそれぞれに特徴的で魅力的なのです。
制作にジムヘンソン・カンパニーが関わっているだけに邦題に「ジム・ヘンソンの不思議の国の物語」と題されている点も非常に痛々しい。
彼が生きている時分に彼の手によってこの様な映画は作られた事はありません。
図書館の隅でみつけた絵本のよう。
(2006-09-01)
主人公が子供独特の自分勝手っぷりに、
ちょっとイラっとしたり、ハラハラしたりします。
優しくない親戚に、子供達はちょっとめげそう。
そんな時、
ちっともかわいくない妖精が子供達を助けてくれます。
子供の時に読んだ本みたいに、次々と何かが起こって面白いです。
最後が感動的で好きです。
夢とファンタジー、魔法が溢れる世界ですが、
その隣り合わせで戦争が起こっていたりして、
それもまた深く考えさせられます。
主役のハイモア君が元気に演技してる、不思議な物語です
(2006-06-25)
内容知らないので、始めはナルニア国かと思いました。
何故か?それは、始めがとっても似ていましたので・・・・・
ですが、観ている内やはり違う作品だと思いました。
第一次大戦下のロンドンから伯父さんのお屋敷に疎開して行きます。けっして入っては行けない部屋が有り・・・でも子供です入ってしまいます。真ん中に有る小さなドアから入ると砂浜に出ます。久々にはしゃぎ回る子供達・・・有る物を見つけます。中から・・・砂の妖精が現れて、願いを叶えてくれると言うのですが・・・・・・叶えて貰えるのですが、ハチャメチャな事に成ったり、ですが行方不明の成った父親の為に願う子供達は感動ものでした。
チャーリーとチョコレート工場のフレディ・ハイモアやハリー・ポッターに出て居ましたケネス・ブラナーやゾーイ・ワナメイカーなどキャストがイイので、楽しんで観られました。
本当に、始めはナルニアかと思いましたが、中盤からは、そんな事、思わず観られました。子供と観るには、楽しい映画でした。
イギリスって本当に不思議な話が好きですね!私も大好きです。