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井手俊郎
出版社・発売元:

東宝

媒体: DVD
ランキング: 21843
発売日: 2006-05-26
レビュー (Amazon.co.jp)
   高校生の(栗田ひろみ)は隣に住む若夫婦の夫(地井武男)に惹かれ、やがて小悪魔のように彼を翻弄していく。青春映画の鬼才・森谷司郎監督が少女の残酷さを繊細に掬い取りながら、まるでファンタジーのように仕上げた傑作。1970年代の日本の青春映画を語る上で決して外せない代表作の1本でもある。栗田ひろみの妖精のごときはかなさと美しさの中に時折どきっとさせる魔性の存在感が実に素晴らしく、ラストで雨に打たれる彼女の姿に至っては涙が止まらないほどに衝撃的だ。また井上陽水の『夢の中へ』『いつのまにか少女は』などが実に効果的に用いられているなど、いつの時代に見ても古めかしさを感じさせない新鮮な魅力にあふれている稀有な作品ともいえる。翻弄される大人側の地井武男もいいが、その妻役の宮本信子が歯痛で大人のエロティシズムを感じさせるあたりもぞくぞくする。なお森谷監督はこれが最後の青春映画であり、この後彼は『日本沈没』『八甲田山』などの大作路線へと移行していくことになった。(増當竜也)

カスタマーレビュー

井上陽水を知った映画!  (2006-04-12)
30年ほど前、中学生だった私が自分のお小遣いで初めて見た邦画でした。実はマークレスターの「卒業旅行」との2本立てで、本当はそっちが目当てだったのですが、あちらがまるで子供映画なのに、こちらのほうは大人っぽくてすごいインパクト。女子高校生たちの通学風景をバックにオープニングに流れる「夢の中へ」とエンディングの伸びやかにテニスをする栗田ひろみのまるでデモテープのような「いつのまにか少女は」はいまだに印象に残っています。ほかにも「かさがない」(だったと思う)のアルバムから何曲かが挿入されていて、それがまた映画のシーンにぴったり。大人になった今もう一度じっくり見たい!

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