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よみがえる空 -RESCUE WINGS- mission 1 お気に入りに追加
高山文彦
出版社・発売元:

バンダイビジュアル

媒体: DVD
ランキング: 29445
発売日: 2006-04-26
カスタマーレビュー

ヘリファンには少し物足りない出来  (2008-01-02)
最近、書店にこのDVDのガイドブックが出ていたので、
思い出して4話まで借りて見た。
このアニメが放送されているとき、かなり期待していたが、
タイミング悪く、見逃したままだったから。

ヘリコプターファンの自分としては、ストーリーの運びや、
ドラマの影の主人公「UH-60J」の描写に物足りなさを感じた。

冒頭の、主人公が小松基地に着任する部分は冗長で、
内容の密度もかなり低く感じた。
UH-60Jの描写も、3Dでは仕方ないのだろうが、
外から見えないようにコクピットのガラスはグレーになっている。
パイロットが操縦しているという感じがかなり削がれた気がする。

悲しかったのは、雨天の飛行中に、ワイパーが全然動かないこと。
嵐の中での飛行なら、振動も結構あるのではと思うが、
コクピット内はまるで旅客機のようにまるで振動していない。

まだ4話しか見ていないし、原作のコミックも読んでいないので、
評価しにくいが、時間が無かったのか、予算が無かったのか、
それとも監督やCGデザイナーがヘリコプターに全然興味がないのか。
流れが淡々としすぎていて、リアリティや緊迫感がやや希薄な印象が残念。

残りのストーリーを見て、この感想が変わるといいのだが。

う〜ん、さすが!!  (2006-10-21)
 ミリタリーものの作品をボク的に分類してみてると、ミリタリーものには二種類あると思うんだな。ひとつはおちゃらけ系。これの典型が昔では「青空少女隊」とか、最近ではこの作品と並行してバンビジュが出してる「タクティカル・ロア」。兵器とかの考証はけっこうまじめにやってるんだけど、内容にリアリティーを出そうっていう気がなくて、ただ舞台にはこってますよってだけの作品。もうひとつはプロフェッショナル系。この作品とか「フルメタル・パニック」みたいな、キャラ造形も、世界観設定もプロの世界=軍隊っていう図式を前面に出した作品のこと。ちゃらちゃらしたいいかげんさやあまりに現実離れしたバカバカしい展開はしない。けど、プロフェッショナル系のなかにも2系列あって、エンターテイメント系とリアル系に分けられる。エンターテイメント系は「フルメタ」とか、うーん、ガンダムは微妙だけど「MS08小隊」はこれに入れてもいいかな。実際の軍隊がこんな兵器やシチュエーションで戦うわけないけど、どっかそんなのもありそうな雰囲気をかもし出してるのがこれ。リアル系っていうのがまさしくこの作品。実際にある組織や機材で、実際にあるであろうドラマを作ってみせるのがこの手の作品のウリだ。
 桜美かつし氏や高山文彦氏はじめ「ガンパレード・マーチ」を作ったJ.C.STAFFが完璧にやってくれた。ここまでの脚本にも浮ついてないプロの世界を描こうっていう意図は十分感じるし、なによりも裏主役といってもいいUH−60JのCG画の濃淡の質感が実にいい。CG画の派手なイメージはもうない。全体として地味だけど堅実な物語をじゃましない渋い仕上がりで、どっしりとした重量感も表現されている。F−15Jもそうだけど、アニメ画とあわせても全然違和感がないばかりか、むしろかっこよい。CG画もここまできたのねぇ、って思わせてくれる。いやぁ、いい仕事してますねぇ。

等身大のリアルドラマ  (2006-09-27)
着任初日の下宿。心細さや近所への買出し。この気持ち分ります。

社会人が主人公の等身大「職業ドラマ」アニメは、
プラネテス(SF入っているけど)ぶり。

派手なアクション、酔狂な設定、美少女や夏祭り・海水浴などなくても、
見応えのあるアニメは可能。
むしろ実写以上の奥行きのあるストーリー表現がアニメでも可能、
を再認識させてくれる作品となっていきます。

サイトにあったプロデューサーのメッセージを読めば、
「お前らのために媚ないぞ」とか、
「ちゃんと読みこなせるのか」という作り手のメッセージが感じ取れました。

ところで、
月姫がUH60J、
イージス艦やドーントレスがびんちょうたん。
日本アニメの奥の深さを実感。

硬化した脳。凝り固まった非常識。  (2006-08-03)
「萌え要素を取り除いたシリアスなドラマを扱っているからこのアニメは価値があるが、一方で(彼らが何か特異で厄介な異分子のように括ったうえで)「アニメファン」が好むものは幼稚で薄っぺらなリアリティを無視したものばかりである」かのようなくだらない偏見にまみれた愚者がいることは真に嘆かわしい。別にこの作品が悪いとは思わないが、彼らが言うところの「アニメファン」が好むような絵で、メカや少女を混ぜ込んで作られたアニメ作品にも、この作品が足元に及ばないくらい素晴らしい作品もあるということを私も知っているし、多くのアニメファンは知っている、ハズ。まあ確かにこういう分かりやすい作品じゃないと理解できない人もいるのかもしれないけれど、直接的なあるいは目に見えるリアリティしか解さず、アニメのことなどろくに知りもしない者が利いた風なことを言うのは、非常に浅はかで笑いそうになるよ。ケケッ。それからもう一つ。(やはり一括りにしちゃいかんかもしれないけど)ゴールデンタイムの実写ドラマとやらはリアルなんですか? よく知らんもんで。

こんなアニメが観たい  (2006-07-19)
いわゆる最近のアニメ絵とは異なるリアルな描写で、自衛隊の救難隊を描いた骨太な作品です。ジャンルとしては海猿系のお仕事成長物ですが、深夜アニメでは無く、ゴールデンタイムの実写ドラマで放映していたら、結構視聴率が取れて話題にもなったのではないでしょうか。これはアニメ嫌いの大人でも充分楽しめるでしょう。むしろ、最近のアニメは萌え系ばかり…、アニメなど見る気もしない…、そんなアニメ否定派の方にこそ、アニメを見直すきっかけとして観て欲しいと思います。
適当にそれっぽい世界観を作って、アニメファンが好む絵にして、どっかで聞いたようなセリフを入れて、メカと少女を混ぜ込んで…肝心の物語は支離滅裂で、いつか見たようなシーンの寄せ集め。作品としての質よりもDVDをそこそこ売ってペイすればいいや的、お手軽商品になってしまったアニメが何と多いことか。結果、作り手も受け手も閉鎖的になっているアニメ界ですが、こんな作品がまだ作れるということで一縷の望みがつながっている気がしました。

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