もうちょっとで「傑作」だったのだけれど・・・
(2008-03-02)
「黄泉がえり」の塩田監督作品だが、本作はちょっとひねりすぎたのでは。個人的には飛行機の搭乗シーンと、竹内結子の車のシーンがシンクロしてしまい、早めにオチが予測できてしまったことが、完全に入り込めなかった要因かもしれない。要素は完璧に近いけれど、料理の仕方が惜しかった感じである。タイムパラドックスの矛盾も気になったし。あの4人がタイムトラベルしたのであれば、多くの人と接触しすぎ。ミムラが同じ飛行機に乗ったほうが映画的カタルシスも増したのでは。また飛行機にあれだけ多くの弁当を持ちこめるのだろうか、とかつまらないことも考えてしまった。情感に響く「何か」があればよかったのだけれど。惜しいので星3つ。
純粋な愛の群像劇
(2007-04-15)
ファンタジック・ラブ・ストーリーだ。ラブといっても自己中心の愛ではなくて、自分の損得は抜きにして必死に相手のことを思いやる、より大きな愛の物語である。その点大きな愛の群像を描いた原作を個人の愛に翻案した前作映画「黄泉がえり」より優れている。
先ず、バックグラウンドの風景。門司の住宅地、旅館鈴谷や花鉢の飾られた石垣の前の細い人通りのない道、小山があって港が一望される、建物の屋内外のたたずまい、人の服装も古く懐かしい、門司港駅や海岸の埠頭や砂浜などとともに、いかにも20年前の趣が画面に展開され、思いもかけず突然昔に引戻された主人公たちの思いが伝わってくる。
それから、物語の進行、人物の行動に無理がなく自然で、何時の間にか自分も物語の中に引き込まれ、4人の群像劇の主人公たちと想いを共にしていた。
出演者もそれぞれが役どころに嵌まっていて好演、スズキさん、10歳の鈴谷君、布川輝良、椿さん、保さん、布川靖代など印象的。ミムラの青木和美はもう少し美しさを強調すべきだったと思う。
残念だったのはハッピーエンドでなかったこと。スズキさんの必死の働きによって折角死から救われたのだから、和美は曲りなりにもバイオリンを弾けるようになっていて欲しかった。ファンタジーなのに、終わりがあまりにもリアルすぎる。
梶尾さんのノベライズ小説では結末が別の展開になっていて、それを先に読んでいたので救われた。
感動をもう一度!!
(2006-09-27)
テレビで「黄泉がえり」が放送された後に流れた“最新映画予告“で見ただけで泣けました。その後、何回も予告を見て、映画館でも見ました。
この映画を見てから、「富岡涼」くんのファンになりました。
今まで見た日本映画の中で一番輝いてる映画です!!
何回見ても泣けます。
いっぱい泣きました
(2006-09-23)
映画館でみて、絶対DVDを買おうと思ってました☆DVDで再び見た時、映画館で見た時より、沢山泣きました。色々な人達のドラマがあり、人と人との関わり、生きるという事がとても大事に思える映画でした。一番大好きな映画です☆
生きるということ
(2006-06-28)
映画館でみたとき、ラストのシーンの和美の生活をみて「ほんとうに生きていて幸せなんだろうか」と感じた。二度目にDVDでみてやっとわかった。理由はどうあれ状況はどうあれ、生をうけて生きていること自体が素晴らしいことであることを。ミムラさんの演奏シーンも圧巻です